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ドラゴンライダー 出身:バトエンG HD 29 所属リーグ 6部A 獲得タイトル NO TITLE マーク☆ 騎士のこうげき ドラゴンのこうげき 1 ドラゴンのこうげき もう2回下をふる ほのおをはいた 全員に40のダメージ 5 ☆に30のダメージ ミス 3 ●に20のダメージ ほのおをはいた 全員に40のダメージ 6 ドラゴンのこうげき もう2回下をふる ミス 2 ☆に20のダメージ ほのおをはいた 全員に40のダメージ 4 ●に30のダメージ ミス リーグ開幕前大会 第1回連盟カップ 2回戦敗退 (×)VSスライムタワー(バトルーラー) 第1回リーグカップ 不出場 シーズン リーグ リーグカップ オープンカップ 1st 名前 コメント
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ジャンル ゲーム 原曲・元ネタ ドラゴンクエストⅢ 作詞・作曲 すぎやまこういち 甲子園で演奏した主な高校(最初に確認できた年のみ掲載) (2004春) 東北 (2005夏) 酒田南 (2006夏) 日大山形 (2007夏) 花巻東、金足農、松商学園、開星(島根県) (2008夏) 専大北上 (2009春) 今治西、福知山成美、南陽工、前橋商 (2009夏) 長崎日大、熊本工、鳥取城北、県岐阜商、明桜、敦賀気比 (2010夏) 能代 関連リンク 甲子園 高校野球 日大山形 ドラクエ3の演奏 応援歌「ドラゴンクエストⅢより・戦闘のテーマ」 備考 1988年2月10日ファミコン版発売 ※高校名は呼称で記載しています 一覧に戻る
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必要なのは技術、運、集中力。そして努力。 FC版DQ4RTA 自己ベスト…6 15 51(2013/2/8) ラップタイム 1章終了……………………0 28 36 2章終了……………………1 24 52 3章終了……………………2 09 58 4章終了……………………2 40 08 灯台タイガー撃破…………3 18 02 バルザック2撃破…………3 55 15 王家の墓out……………4 44 50 エスターク撃破……………5 05 52 四天王撃破…………………5 47 55 THE END……………6 15 51 各種記録 2012年 日付 タイム 単/並 乙箇所 ピサロ 備考 12/16 7 20 46 単走 エビルプリースト1乙、デスピサロ1乙 ブライ 初通し 2013年 日付 タイム 単/並 乙箇所 ピサロ 備考 1/2 7 23 10 並走(2位/2人) いっぱい マホステ 新春大ぐちゃり 1/7 7 40 35 単走 いっぱい ブライ 1/9 6 40 56 単走 古井戸1乙、さえずり4リセ、大灯台2戻り、デスピサロ1乙 ブライ 初の7時間切り 1/20 6 27 45 並走(2位/2人) 4章コーミズ西2乙1リセ、ガーデンブルグ4リセ ブライ 初の6時間半切り 2/6 6 37 15 並走(2位/2人) 手先2乙、さえずり4リセ、サイモン2乙、キングレオ21乙、バルザック22乙、ガーデンブルグ2リセ ブライ 2/8 6 18 04 並走(2位/2人) 3章ボンモール道中2乙 ブライ 2/10 6 15 51 並走(4位/4人) 3章狐の村道中1乙、バルザック+3リセ ブライバイキルカット 第10回DQRTA駅伝 現状自己ベスト
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エテーネの民よ……。 さあ目を覚ましなさい。 冥王のチカラによりあなたの命は尽きましたが、その魂にはまだ果たすべき使命があるのです。 隔絶された島で生きてきたあなたたちエテーネの民は知らないでしょう……。 あなたたちの島の外にはアストルティアと呼ばれる広大で偉大な母なる大地が広がっていて…… そこにはあなたたち人間の他にさまざまな姿をした種族が今も暮らしていることを……。 ドラゴンクエストシリーズ初の、本格的なオンラインゲーム(=Massively Multiplayer Online Role-Playing Game、通称MMORPG)。 前作のDQ9を土台として作られている。 ドラクエの生みの親である堀井雄二の「オンラインのドラクエが作りたい」という夢が二十年の月日を経てようやくかなったのである。 発売したら終わりの家庭用ゲームと違い、日々のアップデートで様々なコンテンツが追加されていくのが売り。 プロデューサーは10年以上サービスを続けていくと発言している。 Ver1では約10週毎に大型アップデートが行われていたが、Ver2.0からは約12週毎に行われる予定。 これはVer1ではとにかく遊べるコンテンツを早く増やしていくためとしていたが、Ver2からはじっくりと作りこんでいく為としている。 変遷 年 月日 概要 2012 8/2 Wii版ドラゴンクエストX『目覚めし五つの種族』発売 10/9 大型アップデート「Ver.1.1」公開 12/26 大型アップデート「Ver.1.2『世告げの姫と魔法の迷宮』」公開 2013 3/5 大型アップデート「Ver.1.3『神話の王に震える花』」公開 3/6 WiiU版ドラゴンクエストXベータテスト開始 3/30 WiiU版ドラゴンクエストX発売 5/16 大型アップデート「Ver.1.4『時の王者の戦い』前期」公開 6/22 Windows版ドラゴンクエストXベータテスト開始 7/4 中型アップデート「Ver.1.5『時の王者の戦い』後期公開 7/25 大型アップデート「Ver.1.5『神話の終焉、そして…』前期公開 9/26 中型アップデート「Ver.1.5『神話の終焉、そして…』中期公開Windows版ドラゴンクエストX発売 11/7 中型アップデート「Ver.1.5『神話の終焉、そして…』後期公開Ver1完結 12/5 追加パッケージドラゴンクエストX Ver.2.0『眠れる勇者と導きの盟友』発売 2014 2/27 大型アップデート「Ver.2.1『重なりし運命の大地』前期公開 詳しくは こちら 世界観 ドラクエ10の舞台は、「アストルティア」と呼ばれる世界であり、5つの大陸と1つの諸島からなっている。 【神話篇】クエストなどの登場人物のセリフには、「星空の守り人」、「天の箱舟」、「グレイナル」などといったキーワードが含まれていることで、DQ9世界の後日談であることが示唆されているが、そのキーワードが示す意味はIXをプレイした者からすると違和感を覚えるものもあり、詳細は不明。 また、スタッフによるとアストルティアには8つの神話があり、これに歴代シリーズのストーリーが含まれているので、過去作のストーリーやキャラクターはゲーム内でもある程度知られているとのこと。この神話のうちのひとつが上記の神話篇という事なのだろうか。 魔法の迷宮内で【トルネコ】や【ミネア】が登場したり、2013年4月の期間限定クエストが5少年編の後日談であったことなど、 様々なゲストキャラや過去作を髣髴とさせるアイテムも登場する。 概要 本作は「初心者向けMMO」というコンセプトの元製作されており、MMOを始めてプレイするユーザーに優しい設定が各所に見られる。 金策も頑張れば普通に金を稼げるし、レベルアップに必要な経験値も(オンラインとしては、ではあるが)戦闘時間も少ない。 ライトユーザーにとっては良好な評価を受けているが、ネトゲ廃人たちにとっては「もうやることねえぞ」と少々物足りない様子。 基本的にネトゲは「PTプレイ前提の難易度」で作られているのだが、 今作では一人でも遊べるように、サポート仲間や元気玉などライトユーザーでも簡単にレベル上げが出来るようになっている。 サービス初期のころは、キャット・リベリオや水竜ギルギッシュなどの序盤のボスはともかく、 守護者ラズバーンや怪蟲アラグネなど後半のボスは四人パーティじゃなければ無理といわれていたが、 サポート仲間のAIの強化やパッシブ持ちが主流になってきたことで、今ではエンディングを見るまではサポート仲間でも十分クリア可能となった。 とはいえ「一人でも遊べる」は「一人でも多人数でも同じ難易度」とは違うため、一人で同じ労力でできるとは限らない。 さらに運営は「せっかくのオンラインなので人との交流も楽しめるようにしたい」ということも意図しているため、 強ボスの追加から始まり、コインボス、チームクエストとぼっちプレイヤーには厳しいコンテンツが段々と増えてきている。 1.4.3では遂に肝心なストーリークエストにまでも一人ではほぼ無理ゲーなボスが追加され、「1人でも遊べると言う謳い文句はどこへ行ったのか」と批判する人もいるが、それでもここまで一人で遊べるオンラインゲームはなかなかないようだ。 この問題に関しては1人でも遊べる=1人でなんでもできるではなく、完全に1人で何でもできてしまうとオンラインゲームとして破綻してしまうので、 あえて1人では出来ないようなコンテンツも作っていると 開発便り13 で藤澤Dが語っている。 レベル上げや金稼ぎも初期のころは、バザーシステムの崩壊やソロの方が圧倒的有利だったため 地獄のような連戦を繰り返さなくてはならずユーザー間の間で大きく問題視されていたが、 依頼書システムや日替わり討伐など楽しく簡単にレベル上げができるようになり、 これらについてはさほど問題視されていない。 対応機器 現在DQ10がプレイできる機器は、Wii版とWiiU版。そして2013年9月にはWindows版も発売される。 WiiU版が発売されたときには、有料で既存アカウントのキャラクターを引越しできる「キャラクターお引越しサービス」が行われた。 お値段は3,150円。 Ver2.0「眠れる勇者と導きの盟友」へのバージョンアップは12/5発売予定の追加パッケージの購入が別途必要となる。 お値段はWii版、WiiU版、Windows版のパッケージ、ダウンロード版、各3,990円(税込) (Wii版はパッケージ版のみ) 料金 月額料金がかかり、払わないとプレイが出来ない・・・のが一般的なネトゲであり、 今作でも原則として1000円の月額料金がかかるが、指定された二時間は料金を払わなくてもプレイできる【キッズタイム】という要素がある。 一日一回元気玉を使ってレベル上げ、職人依頼、日替わり討伐をするだけならこの二時間の間でも充分プレイ可能。 休止してしまった人がいつでも気軽に復帰できるというのは、ネトゲのなかでも非常に珍しい部類に入る。 再開する際にも追加で料金を払う必要は無いので休眠ユーザーが多いのも特徴。 キッズタイムのみプレイするという人も多い。 問題点 バランス面における歴史を振り返ると、異常なまでのモンスターの守備力設定、 魔力かくせい+メラミにおける魔法一強時代、戦士不遇時代、タイガークロー一強ゲーなどなど 少数のジョブと武器だけの全盛期が目立つ。 こういった問題点は「目覚めし冒険者の広場」の提案広場にて、ユーザーから提案されて修正されることが多い。 つまりは「ユーザー同士でゲームバランスを作っていくゲーム」なのだ。 この手の提案は一見無視されているかのように見えるが、藤澤Dいわく「一応すべて目を通している」とのこと。 ただし回答できる事はバグの対応や仕様変更などに限られているので、基本的にスタッフからの返信はないと考えたほうがいいだろう。 Ver2.0以降、ユーザーからコインボスや、ピラミッドなど「厳しすぎる」と言われるコンテンツに関してはすぐ緩和される傾向がある。 しかし真の問題はゲームバランスなどではない。 DQ10にはオンラインゲームでは欠かせないRMTとアカウントハックという二つの問題を抱えている。 業者についてはゲーム内でも見ものとなるほど、業者と隣り合わせの世界となっている。 1.4から通報コマンドが実装されたが、DQ10自体が大きな収入源となるのか一向にRMT業者は減らず、 運営とのいたちごっこが繰り広げられている。 1周年記念における国勢調査において【リュウイーソー】、【バサラーナ】と言った業者のターゲットの討伐数が 2位、3位に上がっており、どれほど大量の業者がいるかが浮き彫りになった。 あの手この手で業者がパスワードを割ってアカウントハックに対しても同様。 「パスワードを教えてないから大丈夫」と思っていても、自分のキャラクターのすべてを奪われ一文無しになることさえありえるので、 ワンタイムパスワードを使って対策しよう。 もし被害にあった場合でも、最近はサポートセンターに連絡すれば復帰してくれるかもしれないので試してみる価値はある。
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登録日:2011/08/11(木) 12 26 35 更新日:2024/01/22 Mon 19 36 14NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 DQ 「〇〇は天井に頭をぶつけた」←ゴンッ!! お世話になりました←Ⅷではいろんな意味で そらをとぶ オクルーラ オメガルーラ キメラの翼 デスルーラ トベルーラ ドラクエ ドラゴンクエスト バシルーラ ファストトラベル リリルーラ ルーラ 便利 呪文 風の帽子 ルーラとはドラゴンクエストシリーズの呪文。 行ったことのある街や城、特定のダンジョンにすぐ移動できる。 説明書等では「瞬間移動呪文」のように書かれているがテレポーテーションではなく、超高速で飛空する呪文。 ダンジョンのような天井や障害物がある場所では「〇〇は天井に頭をぶつけた」という恒例の台詞が表示されるのはお馴染みである。 ただし街、村、城のようなところでは天井を突き抜けて飛んでいけることも。 Ⅷではかなり天井の規制が厳しくなっていて、今までの感覚でルーラするとよく頭をぶつけることになる。 また、同じようなものに「しかし不思議なチカラでかきけされた!」がある。 イベント中だったり、一部のエリアでは強制的にこうなったりする。 何が「不思議な力」なのか突っ込んではいけない。 これを使わずクリアするのはある意味縛りプレイと呼ぶに等しい。 使わなかったら面倒くさいったらありゃしない。 ルーラ 消費MP 0~8 初登場 DQⅠ 効果 最後にパスワードもしくはセーブした場所へ戻るor一度行ったことのある場所を指定して移動or最後に立ち寄った街や城に戻る。 ☆ルーラの歴史☆ 【I】 記念すべき初登場。 最後にパスワードもしくはセーブした場所へ戻る効果だが、Ⅰはラダトームでしかセーブできないので、実質的にラダトームへの帰還限定になる。 同じ効果を持つキメラの翼は、ルーラを覚えるまではいくつか持っておこう。 オリジナル版は消費MPが10と膨大だったが、リメイクからは8になった。 【II】 トンヌラことサマルトリアの王子が覚える。 覚えるレベルはガラケー版以外ではLv10、ガラケー版のみLv19。 消費MPはガラケー版までは一貫して6、スマホ版以降は1。 効果は多数のリメイク・移植で様々に変更されている。 FC版では最後に復活の呪文を聞いた場所、SFC版とGB版では最後に冒険の書に記録した場所に飛ぶ。 基本的に復活の呪文ポイント=冒険の書ポイントであるため行ける先は変わっていないが、 唯一ルプガナでも冒険の書に記録できるようになったため、飛べる先が1か所増えた。 ガラケー版から3以降の行先リスト選択式に変更された。 既に廃墟となっているムーンブルクを除いて、全ての城・街が行先として網羅されている。 テパとかに飛べるのは非常に便利。 キメラのつばさも同じ効果。 ちなみに主人公が習得しないのは2だけである。 【Ⅲ】 勇者、魔法使い、賢者が覚える。 消費MPは8。リレミトの8と合わせ、魔法使いはMPを16は最低でも温存してダンジョンを進むのがセオリー。 この時代から行先リストの中から選択して飛ぶ方式になった。 ただし、行けない場所もあるので注意。(Ⅲの場合、特にオーブのある町や村には行けない事が多い)。 【Ⅳ】 勇者、ブライ、マーニャが覚え、ピサロが最初から覚えている。 消費MPが8と相変わらず8と重いが、多くのダンジョンではリレミトで外に出ることさえできれば馬車で待っている仲間のルーラがあるので、3の時よりはMP温存の必要性は若干薄れた。 リメイクでは消費4に下がった。 キメラのつばさも同じ効果。 行先リスト式だが、各章でリストは独立しており、5章で仲間にしてもそのキャラがかつてルーラやキメラのつばさで行けていた場所には改めて自力で訪れないと飛ぶことはできない。 【Ⅴ】 主人公がルラフェンのイベントで覚え、女の子は最初から、 キメラ、ホークマン、エビルマスター、ネーレウス、プチタークが覚える。 消費MPはオリジナルからリメイクを一貫して8なので乱発はダメ。 行先リスト選択式だが、物理的に別の空間であるらしい魔界にも飛べる。指輪を外して扉を閉じていても飛べる。 3では穴が閉じたら上の世界に戻れなかったのに イベントの都合上、街中の屋外でも「不思議なチカラ」でルーラがかき消される場所はあるのだが、 イベント中だけでなく最初から最後まで永続的にずっとルーラ禁止の街が存在する。 このせいで猫にハメられた時に脱出できず、本当にハマってしまう。 なお、中盤で主人公がイベント習得するのが初のルーラであるようにストーリーが設計されているためか、 キメラのつばさはルーラと同じ効果ではなくなっており、「最後に立ち寄ったルーラ可能ポイントに戻る」という仕様になっている。 キメラのつばさと同じ効果を持つ「風の帽子」も同様。 【Ⅵ】 主人公、バーバラ、仲間モンスターのはぐれメタルがレベルアップで習得。 魔法使い、はぐれメタルの職業でも習得可能。 消費MPがこの時代から1になったので気軽に飛び回れる。 キメラのつばさも同じ効果。 行先リスト選択式だが、夢の世界と現実の世界で行先リストが別々になっている。 SFC版では完全に別になっており、2つの世界を跨ぐには、移動ポイントがある場所までルーラで飛び、世界を移動した後で改めてルーラという2度手間が必要だった。 リメイク版では所定のイベント終了後に「べっせかいへ」という項目が追加されてもう1つの世界のダーマ神殿に直接飛べるようになり、手間が1つ減っている。 【Ⅶ】 ほぼ同上。 素では主人公が覚える他にメルビンが加入時に習得済み。 魔法使いの職業でも習得できる。消費MPは1。 過去の世界では使えない他、現代でもイベントの進行状況によってはルーラが禁止されるタイミングがある。 キメラのつばさも同じ効果…だがアイテムとしての影がやたら薄い。 今作より「頭をぶつける場所かどうか」が細かく判定されるようになり、例え街中であっても屋根の下だと頭をぶつける。 入り口の扉を出たばかりの場所だと庇に頭をぶつけるが、1歩前に出ると飛べる…なんて事もある。 リメイク版では行き先が少し増えたくらいで殆ど変わっていないが、キャラクターがフルポリゴンになったため、演出が細かくなった。 一瞬浮き上がってから急加速して飛んでいくのだが、その際のキャラクターの手足の動きもかなり細かい。 【Ⅷ】 主人公、ククールが覚えるが主人公はスキルをアップしないと覚えない。 ゼシカ? 天井? OPNT? なんのことです? 【Ⅸ】 主人公のみ、イベントで覚える。 なんと消費MPは0。使い放題だよ! やったね! Ⅸをやった事のない人は「何で呪文なのに消費MP0なんだよ」と突っ込みたくなるかもしれないが、 Ⅸはちょっとやり込み出すと各地に散らばる錬金の素材集めやら、 クエストやら宝の地図やらでかなり動き回る事になるので、正直この仕様はありがたい。 パッシブスキルでMPを補強しない限り、呪文を覚えない職業はMPが極端に低いことも影響している。 【X】 ルーラは失われた古代呪文という設定で、移動用アイテムとして「ルーラストーン」が登場している。 様々な方法で入手することが出来、教会で手持ちの石の飛び先を変えてもらえる。 一部、自分の家に飛べる石など飛べる場所が限定される石も存在している。 アップデートが進んでいくと、全ての場所に飛ぶことは出来ないものの1度でも行ったことがある所を選んで飛べる「メガルーラストーン」が登場した。 Ver.4以降の舞台ではこれ以上飛びたい場所が増えていくと管理しきれなくなってしまうこともあり、色々な所にあるオブジェを調べると以降専用のアイテムから自由に移動できる「エテーネルキューブ」や「アビスジュエル」を使うようになっていった。演出的にもワープなので天井がある場所でも使用可能。 Ver.3.4後期で冒険ガイド(名前通り冒険をガイドしてくれるシステム)の機能としてルーラが追加された。 【Ⅺ】 主人公のみイベントで習得、消費MP0、とほぼⅨと同じ。 PS4版では天井に頭をぶつけることがなく、建物内どころかダンジョン内でも使用出来、リレミトの効果も兼ねている。 3DS版では従来と同じ。 Vと同様、キメラの翼と風の帽子は最後に立ち寄ったところに戻る仕様。 余談だが、当初はマップの読み込みにかなり時間がかかっていたらしく、スタッフによると読み込む間にカップラーメンが作れるほどだったという。 そのため読み込み時間を稼ぐために移動先を井戸の底にする(通称・井戸ルーラ)という案が一時期真剣に検討されていたらしい。 結局、発売半年前にやめろということで井戸ルーラは没となった。各地の井戸はその名残。 【ダイの大冒険】 ゲームでは無いが様々な場面で活躍しているため記述。 移動呪文で、行先を強くイメージして飛ぶ呪文。 なので遠方に飛ぶには実際に行った事があり、街や城などの人間の印象に強く残る場所でないと飛べない。 特にイメージを作らずに魔法を使うと、その人物が最も印象に残っている場所に勝手に飛ぶ。 例えばポップの場合は「マァムと初めて出会った森の中」。 応用として、目で見えている場所はイメージも簡単で即興で飛べる。 崖の向こうとか、すぐ前にいる相手の背後など。 作中序盤で、マトリフに弟子入りしたものの派手な攻撃呪文ばかり欲しがるポップに、魔法使いの何たるかを説くために使われた呪文でもある。 「もしおまえがルーラを使えていたら、炎上する気球船からたやすく仲間を救えたことがわからんのか!?」 というセリフは非常に有名。 【派生呪文】 ■バシルーラ IIIから登場した敵を吹き飛ばす呪文。倒した敵の報酬はもらえない。 一部の非常に鬱陶しい敵に特効であるため、お世話になることも少なくない。 他方で、敵が使うことで味方がルイーダの酒場etcに吹き飛ばされてしまうこともある。 ただし、主人公やその他「ルイーダの酒場に預ける事ができない人物」は都合上バシルーラの完全耐性を持っている。 DQ10では一部の街には「バシルーラ屋」がおり、リアル1日での使用制限が存在するものの、1度行ったルーラ登録ができる場所へとどこでも移動させてくれる。 僻地などへの移動を便利にしてくれる欠かせない呪文となった。 ■トベルーラ ダイの大冒険に登場。 目的地まで飛んでいくのではなく、単に空を飛ぶ呪文。 翼を持たない者が空中戦に対応するための呪文で、慣れると舞空術よろしく飛び回れる。 ルーラと同じく物理的に飛行する呪文だが使い勝手はルーラと様々な面で異なる。 まず根本的に飛行速度が違い、ルーラの方が遥かに速い。ルーラ側がよっぽど手加減するか地力の差があるかでないとルーラにトベルーラで追いつく事は不可能。 他にもルーラは目的地に行くだけの分の固定消費であるため、結構な量の魔力を一度に消費するものの、途中で魔力切れになる事は無いが、 トベルーラは持続消費タイプであるため少ない魔力でも発動はできるが、途中で落下する可能性があるという違いがある。 ■リリルーラ これまたダイの大冒険に登場。 はぐれた仲間と合流することができる呪文で、失われた秘呪文になっている。 そのため作中に登場した人間では破邪の洞窟を地下150階まで踏破しているアバンしか使い手がいない。 通常のルーラと違ってその場から物理的に消えてワープする正真正銘の瞬間移動であり、アイテムと掛け合わせることで次元すら超えることが可能。 ■オクルーラ こちらはロトの紋章より。 ルーラを二つ掛け合わせて作る呪文で、他人だけを目的地に送り届ける。 ■オメガルーラ ロトの紋章より。 ラスボスである異魔神を異次元に封印する呪文で、 作品名であるロトの紋章はこの呪文の効果を持つアイテムである。 作中でも発動はしたのだが……。 ★余談 かつて爆笑問題が司会を勤めた特別番組の問題で、 太田光が現実世界で使えたらいいと思うドラクエの呪文は? という問題の答えがルーラだった。 かつてエニックスは志村真澄女史と伊藤真由美女史によるアイドルユニット「ルーラ」をプロデュースしていた事があった。 だが大手の芸能事務所と違い、全く何の知識も経験もノウハウも無いゲーム会社がアイドルユニットを手掛けるというのは流石に無理があったのか、全く人気が出ずに短命に終わってしまっている。 主な活躍はシングル「結婚ワルツ」とアルバム「ドラゴンクエストのうた」を発売したのみ。それ以降の表立った活躍は確認されていない。 「アニヲタは追記修正をとなえた! しかし、エラーだった!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 5のリメイク版では(ゲーム中の選択肢次第では)消費MPがやや多め≒使用者の負担が大きいってのが描かれたな。 -- 名無しさん (2013-11-09 00 40 49) Ⅴではベネットさんの家まであの入り組んだ町並みを通ってルーラの薬草届けないといけないのが・・・・・でもパルプンテもつ食ってもらったからいいか(ひょっとしたら作ってくれているんじゃないかなと期待をしていたら本当に作ってくれていた) -- 名無しさん (2013-11-09 09 11 36) FC盤のⅠ~Ⅲまでは「しかしこうかがなかった」だけどⅣから「ゴンッ!」だもんなぁ。本当に痛そうだしリレミトと間違えても・・・・・。 -- 名無しさん (2013-11-09 13 29 07) ハンターハンターのアカンパニー?は上手く再現できてたと思う -- 名無しさん (2014-03-04 15 11 09) ドラクエ関係の歌をたくさん歌っていた女性デュオの名前でもある。CDはネットオークションか中古めぐりするしかない。 -- 名無しさん (2014-03-04 15 34 35) ドラクエ2やってから他の3以降の作品やるとルーラが便利になったなぁって痛感する -- 名無しさん (2014-10-19 18 46 34) 「右手からメガンテ、左手からルーラ・・・」 -- 名無しさん (2014-12-22 00 10 44) ↑ どこかの町を犠牲に瞬間移動する! だっけ懐かしい -- 名無しさん (2017-12-15 11 40 54) ↑行ったことのある街を犠牲にして大ダメージor行ったことのある街で自爆 のどっちかじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2017-12-15 13 14 51) 戦闘からの緊急離脱にも使えます(とくにドラクエ3) -- 名無しさん (2018-04-22 20 18 31) 現実で使いたい呪文の候補に絶対上がる呪文NO.1 -- 名無しさん (2018-09-20 21 17 56) これとリレミトの消費MP1や0は正直ぬる過ぎる…洞窟とかでMP計算しつつ進むのがハラハラして楽しかったのに -- 名無しさん (2018-09-26 03 26 17) ↑みんなお前みたいなやつとは限らないんだよ -- 名無しさん (2019-04-06 18 24 57) ヒーローズだとミッション中のマップのファストトラベル的な扱いに……まあ、防衛戦多いから助かるのは助かるんだが -- 名無しさん (2019-04-06 18 38 39) ダイの大冒険版だとワープも兼ねる模様……さすがに炎の壁は無理っぽいが。 -- 名無しさん (2022-05-21 00 22 15) 3だけ何故か使うと移動先で朝になったね。短い距離でも朝帰り。上空で時間を潰しているのか?それとも時間を巻き戻すのか?ちょっと気になるかも -- 名無しさん (2023-03-03 22 31 48) 名前 コメント
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ストーリー攻略 第一章:王宮の戦士たち 第二章:おてんば姫の冒険 第三章:武器屋トルネコ リンク名 リンク名
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Yesterday - /Today - /TOTAL - ドラゴンクエスト IX 星空の守り人 このWikiはウィキはドラゴンクエスト IXユーザーによるメモサイトです。 公式サイト等を転々として、情報収集した物を纏めたいと思います。
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ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔 スクウェア・エニックス 開発 エイティング 発売日 2007年7月12日 価格 6,800円 (解説) 同社の玩具「剣神ドラゴンクエスト」の流れを汲む、 DQの世界をモチーフにした剣術アクションゲーム。 (レビュー) 巷では微妙作のレッテルを貼られているこの作品。 確かに街での移動を始めとする作りこみの甘さは節々に感じられるんだが かといって全ての人がつまらないと感じるようなゲームなのか?というのは違うと思うのです。 特筆すべきはクリアまでの時間の短さ。これはネガティヴな要素ではない。 自分がクリアした際の時間はおおよそ12時間くらい。 これくらいの時間ならまず「積みゲー」にはならないわけです。 堀井氏がインタビューで語った「誰でもクリアできる」というのは難易度だけの問題ではなく 普段からゲームしない人がどれだけ時間を割いてくれるかという視点もあったのではないか? 携帯機ばかり遊んで据え置きを起動しないという人もいる中で 据置機のゲームを遊ばせるためにどんな工夫をしたのか。それはどこまで成就されたのか? 「携帯機と据置機におけるプレイスタイルの差」という視点で見てみるのも乙なもんです。 本作は「時間の無い大人のため」のドラゴンクエストなんですよ。 そして普段積みゲーを増やしてるような人にこそ向いているのです。 243 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/11(水) 21 27 10 ID E345c+Vu0 DQSフラゲして第三章攻略中(現在のプレイ時間3時間30分)な俺が来ましたよ。 声が入ってるのは主なイベントシーンと戦闘中のみ 十字キーを使った自由移動は街の中のみ Bと十字キー上でダッシュ十字キーだと結構フラついて酔いそうだがBボタンでも前進するので左右で方向決めてBで前進すれば緩和できるかと フィールド(ダンジョン)でもB 十字キー上でダッシュ 各ダンジョンにはS~C(Dは見てない)のランキングあり 敵の出現場所、出現モンスターは固定 バトルはスライムですら良く動くのでかなり楽しいまた、特殊攻撃への対処法も一つではなさそうなので工夫の余地がある(かも) 縦横斜めの斬りわけはそう難しくないが突きは正確に動かさないと他の斬り方になるのでやや難しい 王子…orz バウドの表情にミスターサタンの影を見た(私見) セティアは絶対領域よりも腋から微妙な横乳へのラインが素晴らしい 福引きにそんなネタを仕込まないでくださいw とりあえずこんなとこ。 442 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/12(木) 12 02 35 ID NHhXP7pl0 DQSを1時間ほど遊んだところで、やっと2章に入ったのだが、 バトル部分やメニュー周りは、さすがってところで、 心配していた松前嬢のサウンドもなかなか。 必殺剣が無駄にカッコイイw でも、建物に入る度の微妙な2秒程度のロードが気になるな。 いちいち、NOW LORDINGって出されると特に。 自分の家から教会に行こうとすると、 街の上部に上がる時1回、教会に入る時1回と、 この微妙なロードでストレスが溜まるんだよな。 街のサイズや移動の自由度を落としてでも、 シームレスにするべきところだったかもね。 ボイスは途中でカットしたり、 ボリュームを0にしたら聞かなくて済むけど、 キャラのモーションがある程度終わらないとカット出来ないので、 そこはあしからず、かな。 732 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/14(土) 00 08 07 ID xeiykRIZ0 DQSの街はそれこそウィザードリィみたいな(最近だと世界樹)方式で良かったと思うけどなぁ いちいち移動するのがめんどくさい 735 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/14(土) 00 18 01 ID ucK/kTAW0 発売前は「おっ、街は自由移動出来るんだ」とか言われてたのに・・・本当難しいな。 736 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/14(土) 00 19 45 ID xeiykRIZ0 いやぁ DQSってゲームの構造そのものはダンジョンRPGの変形版みたいなもんだと思うんだ ステージをダンジョンRPGで言う「階層」に見立てると似てるなぁと …まあ直前まで世界樹やってたのもあるんだろうけど 737 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/14(土) 00 28 23 ID 9tBCnoNL0 街自由移動出来るけど、見えない壁多くて移動できる範囲広いわけでもないしな 人も少ないし建物入るにも街中エリア移動にもロードあるし 旋回が遅いから教会でセーブロードした後、うしろむーーーいて出るみたいになるし こればっさり切ったほうが評価高かっただろうなぁ 738 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/14(土) 00 45 49 ID +Q4F5Mju0 737 直前までバイオ4やってたんでちゃっちゃと回れ右せんか!と思ってしまう しかし3女戦士を後ろから舐め見できただけで全て許せてしまうのだ ところでいまだに狙った位置を上手く斬れないんですが何かコツは・・・ 740 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/14(土) 00 50 52 ID 2uR+xrR70 DQSの4章のボスがイベント戦闘かと一瞬思ってしまったぜ ……強化しないとこの先ずっとこんなんなのか? 738 ポインターロックを上手く使うべし ロックを中心に軌跡が走るから 743 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/14(土) 01 05 17 ID +Q4F5Mju0 740 いや、ロックを使わないで画面のココをダイレクトに斬るためには どうすればいいのかな、と 744 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/14(土) 01 08 06 ID /ktmspc50 743 突きに関してはポインティングしてるところを突けるけど ロックしないで斬ると画面の中央を通るように斬るよ。 746 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/14(土) 01 17 47 ID I/C7jGHR0 743 素直に、斬るときは全てロック斬りにしておくのが基本だと思う オススメなのが、ロック>下から上斬り ポインタ定めたら、ぴょこっと釣り竿のように90°起こせば良いのでスムーズ 755 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/14(土) 04 50 59 ID i4l4WNj60 DQS、ストーリーそっちのけでミニゲームやってたら 1日でもう肩が上がらなくなってしまった。年か、年なのか しかし、移動のとろさとカメラ、短いけど頻繁なロードのせいで街が辛い 台詞もこまめに変わるけど、聞きに行きたくなくなるんだよなあ 後はあだ名が思ったより少なくて(ボイス付だから仕方ない気もするけど)残念 もっと変なあだ名で呼びつけられたかった俺チャッピー 768 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/14(土) 06 32 28 ID 3K+Di1pj0 755 据え置きRPGの呪縛じゃないけど、 快適さより、見た目を選んでしまったのがイタイよね・・・ 遊んで数分で、素人でも気付くような事を潰せない時点で・・・ と地獄風味ですな。 で、咲かせて!ちびロボ!が地味に面白いね。 繰り返し作業を面白く感じさせるのって、 なかなかセンスあるなぁ。 757 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/14(土) 05 36 53 ID dccAc5vV0 徹夜でDQSをやって、さっき朝飯を買おうとしてコンビニ行った帰りに 急に道に出てきたどっかの飼い犬に襲われた… ちょうど傘も持ってたし あれ?まだゲーム続いてる? っていう気に一瞬なったぜ。 855 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/15(日) 00 37 49 ID bYmmG6Wb0 DQSクリア。 街の移動等の難点もあるけどメインのゲーム部分が面白かったので良しかな。 必殺剣が無駄にカッコ良いのも良かったしw で、念願の毒針を手に入れたので突きの修行が始まってしまったのですが 急所を狙うのがこんなに職人芸の世界だったとは。 861 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/15(日) 00 52 24 ID v3vuEk150 855 今、売り上げスレで話題にあがってるのだが、 Aボタン押しっぱで、ロックでずに任意の場所斬れるってのは、 知らずにクリアしました? 気付いてない人多そうなので。 872 名前:855[sage] 投稿日:2007/07/15(日) 09 29 17 ID bYmmG6Wb0 861 え、そんな機能あったんですか。 そう言えば発売前に何かの記事で「ロックしなくても狙ったとこを斬れる」 みたいな話が載ってたような。 不満、と言うほどじゃないですけど細かい部分に練り込みの足りなさは感じますね。 まあドラクエ1の「はなす」→方向指定みたいな感じで シリーズを重ねる毎に改善されていくのを期待してるんですがw 初回出荷がスクエニの当初予定から大幅に増量されたらしいですし 実際の売り上げもかなり好調のようですし Wii以外じゃ続編も移植も無理な作品なので続編は十分あり得る と思ってるんですけどどうなりますかねぇ。 859 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/15(日) 00 50 06 ID Y6dPFEa80 DQSは一日一章づつやってる 2章クリアしたからまた次は明日 詰めが甘いと思うところは多々あるが、それを超える面白さがあるとは思う 一番の不満はウチのテレビが小さい事なんだけどね。 ロックして突きから上下左右斜め斬りを連続でやってて、 自分がマンガかアニメのキャラになったような感覚に陥った。 860 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/15(日) 00 52 12 ID 88vUy2oW0 ドラクエソードはなんだかこう しっかり面白いんだけど「ここをもっとこうしたらもっと面白くなるんじゃね?」って思いつく要素がやたら多い気がする もったいないというかもうちょっと磨いて欲しかった部分が多いかも つまりは続編に期待ってことだがあるんだろうか 202 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/18(水) 13 30 53 ID 9Xv2A5440 ながれぶっただが、DQSを遅まきながらクリアしたので私的レビュ。 DQ歴はファミコン版の4のみ。初DQの4が合わなかったんでそれ以来DQ触れてなかった。 で、DQSはすごい面白かった。 あちこちで内容薄いとか言われてるけど、アーケードゲームをやってるみたいな感覚で出来て良い。 一番感覚的に近いんであろうガンシューやらない人間なんで例えに乏しいんだけど、 ガイアポリスとかD DなんかのアクションRPGぷらす体感入力って感じ。 若い頃ゲーセンにこれあったらきっと通い詰めてあまつさえ基板買いしてたなー、多分。 まあ家庭用コマンドRPG的な1playの濃さを求めていた層の期待に応えられる内容ではないのも確か。 繰り返して遊ぶタイプのゲームと言うことを前面に出した作り(町は蛇足…)とCMをするべきだったと思う。 あと、上手い人だとあっさりS評価出て試行錯誤の楽しみ味わえないかも。下手な方が楽しめる。 アノ声を嫌う人には……貴様の人生には特撮が足りないと言ってあげたい。 203 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/07/18(水) 13 31 33 ID Jot+kpfx0 その点は大丈夫、EX評価がある 282 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/10(月) 01 18 26 ID 3B898G2G0 今更ながらDQSをプレイ。 疲れるし、細かいアラも感じられるが、結構楽しいぜ。 まだ始まったばかりだが、ウワサの女戦士の後ろに回りこめないのが最大の不満だ。 283 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/10(月) 01 35 20 ID wjpuiHhH0 そのうち回り込める時が来るので好きなだけなめ回すように眺めるがよい。 57 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/17(月) 01 30 31 ID rUr5AF/S0 ドラクエソード 十字キーを左手で操作すれば、面白い。 wii肉痛になるのは覚悟すべし。 58 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/17(月) 01 38 57 ID z47hrDdwP DQSは一言で言えば遠距離攻撃に制限があるガンシューティングゲーム。 街とか延期した割には練りこみ不足な気がしたなぁ。 60 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/17(月) 01 43 43 ID UEY+75t30 DQSは面白くない訳じゃないんだけど、エンカウントした敵を剣でやっつける 「体感ドラクエ」ではなくて、川下りのシーンのようなライド型ガンシューに 特化した方が個人的にはより楽しめたと思う。 RPG部分がかえって足を引っ張ってる感じ。 64 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/17(月) 02 11 33 ID jhTg1CBO0 60 ものすごく同意。 罪と罰みたいな感じだったら良かったなあ。 66 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/17(月) 02 16 14 ID rUr5AF/S0 60 そうか、地味に楽しいと思うけど? 俺みたいなヘタレゲーマーはSランクとんのめっちゃしんどいし 薬草あったり、レベルあったり、装備あったり。 そういうののおかげで、スライム100で訓練して少し上手くなったくらいでも、 なんか随分強くなった気がするしね 68 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/17(月) 07 23 13 ID DaygOwEB0 DQSはさ、リモコンで斬るゲームを期待してたら リモコンで剣を操作するゲームだったって感じで ちょっとガッカリしたんだよな。 そこを割り切ったら、それなりに楽しかったけど。 敵セットがほぼ固定なら移動も自動で良いのに、 草むら調べたりすんのは面倒なだけだった。 70 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/17(月) 07 52 35 ID YIxpHRQh0 次回作があるなら、職業選べるといいね ガンシューのように呪文で戦いたいw 71 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/17(月) 07 56 10 ID kjM6w3a/0 DQSは仲間との共闘感がもう少し欲しかったかなあ。 せっかく剣装備してるのにディーン何もしねえw 78 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/17(月) 12 17 53 ID RX+thCIQ0 DQSは、会話のテンポが最悪だったり戦闘中に何も出来ない変な間があったり なぜかわざわざエンカウントしてるかのようになっててテンポ崩されたりと、 どうも全体的にストレスが溜まった。 72 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/17(月) 07 58 47 ID RW7hijPZ0 DQSの次回作がもしあるなら今度は無理せずヌンチャクを使用して欲しいなぁ、 ヌンチャクのボタンで盾とか出せば武器と盾を両方使用している感じがでるし 街中の移動もスティックで快適な移動が出来るだろうし。 あと必殺技でリモコンとヌンチャクを同時に振るとかで両手持ちが再現できそうだ 73 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/17(月) 08 01 25 ID kjM6w3a/0 俺は剣神好きだったからそこまで不満ではなかったんだが、ちょっと剣神にこだわりすぎてたな。 ヌンチャクもあるしボタンも色々あるんだから剣神から抜け出してても良かったのかもしれん。 756 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/31(月) 04 12 06 ID GQEESI030 積んでたDQSをクリアした・・・ ふう、ラスボス辛すぎだw ガチで汗がぼたぼたこぼれるほど振った。まだ腕がじんじん痛いぜ・・・ 757 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/31(月) 04 21 27 ID 84l7iir10 756 ええ!まだ倒れてくれないの!?とか思うよなw 758 名前:名無しさん必死だな[sage] 投稿日:2007/12/31(月) 04 24 22 ID GQEESI030 757 そうそうw もしかして、トドメを刺すには何か特別なアクションが必要なのかと思った。 (ゼルダ風タクみたいに) 硬すぎだろw うん、世間では叩かれてるゲームだし、俺もはっきりいってイマイチだとは思ったけど、 この心地良い疲労感とエンディングの良さだけで、全て許せちゃう気分だw リモコンぶんぶん振り回したい人にマジお勧め。
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ドラゴンクエストモンスターバトルロードⅡ 魔王 ここでは3回戦に出てくる魔王を紹介する。 3回戦のだしかたはドラゴンクエストモンスターバトルロード 基本に書いています。 ドン・モグーラ img76a6dc6fzikazj.jpeg ステータス ○○ 1P戦 2P戦 HP 2500 4000 力 275 315 賢さ 47 77 身の守り 32 32 すばやさ 109 110 技 赤 ダブルブロー 敵単体 2回攻撃 物理 打撃 青 のどじまん 敵全体 1回攻撃 特技 打撃 つよい属性 暗黒、風、雷 弱い属性 灼熱、光、打撃 基本経験値 ★☆☆ 魔剣士ピサロ 0118-mb2-01.jpg ステータス ○○ 1P戦 2P戦 HP 4900 6100 力 423 463 賢さ 82 112 身の守り 95 95 すばやさ 89 105 技 1 ジゴスパーク 敵全体 1回攻撃 呪文 雷&暗黒 2 暗黒の闘気 見方1体 1回攻撃 特技 テンションアップ 3 神速の剣技 敵単体 1回攻撃 物理 打撃&暗黒 4 凍てつく波動 敵全体 1回攻撃 ? 勇気を減らす&全ての効果を消す。 5 冷酷な剣技 敵全体 1回攻撃 特技 打撃&暗黒 6 煉獄魔斬 敵全体 1回攻撃 特技 打撃&暗黒 つよい属性 暗黒、雷 弱い属性 灼熱、炎、爆発、氷、風 基本経験値 ★★☆ ※倒すとデスピサロ出現。 怒りの魔人 mg02.jpg%23ref ステータス ○○ 1P戦 2P戦 HP 2500 4100 力 278 318 賢さ 64 94 身の守り 140 140 すばやさ 32 46 技 赤 アンガーパンチ 敵単体 2回攻撃 物理 打撃 青 怒りのせんぷう 敵全体 1回攻撃 特技 炎 つよい属性 氷、打撃 弱い属性 炎、風 基本経験値 ★☆☆ ウルトラキメラ ryuo.gif ステータス ○○ 1P戦 2P戦 HP 2300 ? 力 ? ? 賢さ ? ? 身の守り ? ? すばやさ ? ? 技 赤 ついばむ 敵単体 2回攻撃 物理 打撃 青 ブリザードダイブ 敵全体 1回攻撃 特技 氷 つよい属性 氷、風、 弱い属性 打撃、灼熱 基本経験値 ★☆☆ 闇の化身竜王 ryuo.gif ステータス ○○ 1P戦 2P戦 HP 4600 5800 力 ? ? 賢さ ? ? 身の守り ? ? すばやさ ? ? 技 1 闇へのいざない 敵全体 1回攻撃 特技 混乱 2 ベギラゴン 敵全体 1回攻撃 呪文 灼熱&暗黒 3 竜王の杖 敵単体 1回攻撃 特技 暗黒 4 凍てつく波動 敵全体 1回攻撃 ? 勇気を減らす&全ての効果を消す。 5 冷酷な剣技 敵全体 1回攻撃 特技 打撃&暗黒 6 煉獄魔斬 敵全体 1回攻撃 特技 打撃&暗黒 つよい属性 氷、風、 弱い属性 打撃、灼熱 基本経験値 ★☆☆
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ドラゴンクエストVI 幻の大地 【どらごんくえすとしっくす まぼろしのだいち】 ジャンル RPG 裏を見る 対応機種 スーパーファミコン メディア 32MbitROMカートリッジ 発売元 エニックス 開発元 ハートビート 発売日 1995年12月9日 価格 11,400円(税抜) プレイ人数 1人 セーブデータ 3個(バッテリーバックアップ) 判定 良作 ポイント 転職システム復活特技の台頭による呪文の価値の暴落良くも悪くも考察の余地があるストーリー粗削りながらもドラクエらしい佳作 ドラゴンクエストシリーズ 概要 ストーリー 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 ドラゴンクエストのシリーズの第6作で、リメイクを除くとSFC最後のナンバリング作品。 「発見」をテーマとする本作では(*1)、自分の住む世界と「幻の大地」を行き来しながら冒険を進める。 開発元は前作までのチュンソフトからハートビートに変更され、この作品からチュンソフトが本編シリーズに基本的に関わらなくなっている(*2)(*3)。 ストーリー 「仲間たちと共に大魔王との決戦に挑むも、返り討ちにあう」…そんな悪夢を見た主人公は、ベッドから転げ落ちて目を覚ます。 山奥の村ライフコッドに妹のターニアと暮らす主人公は、村長の依頼でふもとの町まで使いに出かけることになった。しかし、ふとした事故で主人公は「大地に開いた奇妙な大穴」に落ちてしまう。 落ちた先にあったのは、自分の住んでいた世界と同じようでいて、同じではない奇妙な世界。自分からはその世界の人々の姿も声も認識できるが、自分の姿が見える人は誰もいなかった。どうにかライフコッドへ帰り着いた主人公は、それがこの世界とは異なるもう一つの世界「幻の大地」であることを知る。 特徴・評価点 本作は過去作で好評を得た要素を取り入れながら、進化したグラフィック・操作性・BGMによって、当時のRPGの中で高いレベルの完成度を誇る作品となった。 「2つの世界」を中心とする、シリーズ屈指の広大な世界 主人公の住む世界(上の世界)とは別に「幻の大地(下の世界)」という全く同じ広さのマップが存在しており、不思議な井戸を覗きこんだり、上の世界の大穴から落ちたり、大地から伸びる階段で行き来したりする。 上の世界・下の世界は密接な間柄にあり、一方の世界で変化が起きると他方がそれに連動して変化することも多い一方、どちらの世界にも存在する同じ町の状況が正反対になっていたり、登場人物の関係性が微妙に異なったりと、繋がってはいるが同じではない2つの世界の存在がフルに活かされたシナリオとなっている。 上下の世界に関する真実と、それが明らかになるまでの過程とが丁寧に描写されており、多くのプレイヤーが予想外の展開に驚かされた。 中盤にとあるアイテムを入手することで探索できるようになる「海底」、終盤に訪れる更なる別世界も合わせると、舞台の広大さはシリーズ屈指となっている。 シナリオ進行に必須な城・町・村だけでなく、クリアのためには特に訪れる必要のない小屋やほこら等の「寄り道ポイント」も多数存在する。 その中には後述の「おまけ要素」の項で紹介するような有用な景品が獲得できる施設や、強力な装備品を購入できるお店、宝箱の存在する小ダンジョンといった攻略の一助となる施設だけでなく、メインシナリオで出会ったキャラの関係者や、2つの世界の秘密について言及する人物が住んでいたり、メインシナリオで語られなかった人物の顛末が語られたり…と本作の世界観をより深く知るためだけに存在する場所もあり、世界を探索する楽しみは非常に大きい。 本作のストーリーは中盤まではいわゆる「一本道」で進行するが、先述の海底を探索可能になるアイテムの入手後は行動範囲が大幅に広がり、以後はとある目的のために世界中を隅々まで探索してまわる作りになっている。この探索の期間はゲーム全体で見てもかなりの割合を占めており、発見に満ちた広大な世界・多数のイベント群を順不同で攻略できるため、本作の進行の自由度はシリーズの中でも高い部類に入る。 転職システム 『III』に登場した転職システムが復活。ゲーム序盤の終わりごろに「ダーマ神殿」で転職できるようになる(レベル20前後)。 今作の転職システムは、キャラのレベルはそのままに「職業毎に8段階の熟練レベル」という形式をとっている。 職業は下級職9種、上級職7種、特殊なモンスター職2種の計18種類。 上級職は下級職を複数マスターすることで転職可能になり、モンスター職への転職解放には「○○のさとり」というレアアイテムを消費する。 熟練レベルは職業に就いている状態で、弱すぎない敵相手(*4)に規定の戦闘勝利回数をこなすことで成長し、同時に熟練レベル毎に設定された呪文や特技も新たに習得する。覚えた呪文・特技は別職へ転職しても消えることはない。 職業に就くとステータスパラメータに○○%(実際は分数での補正)という形で補正がかかる。また、上級職ではその職についている間はさらにステータスが上昇したり、特殊効果が発生する。戦闘系の職業は攻撃やHPが上がり、MPなどが下がるなどの変化を見せ、非戦闘系の職業との差別化を図ることで職業ごとの個性にもなっている。 上記の仕様により、「転職解禁直後にストーリーを進めずに一気に上級職を目指す」というプレイングには、システム側が枷を掛けている。 しかし、ゲーム後半の敵相手ならば熟練度上昇限界レベルはどこでも無制限となり枷が完全に外れるため、最終的には「旨味の乏しい敵でも大抵は熟練度強化に繋がる」ゲームバランスとなる。 これらの仕様は「効率的なキャラ育成はメタル狩り一辺倒」な過去作の状況に一石を投じる試みとも言える。 今作の各仲間キャラクターは、基本的には従来シリーズと同様にレベルアップでも呪文・特技を覚えるが、レベル20程度を境に自発的な習得は打ち止めとなる。つまり、転職前ではキャラごとに個性があらかじめ設定されているが、転職可能になった先からはプレイヤー自身がキャラクターの個性を決めていくのである。 また、今回『勇者』が職業として追加された。ドラゴンクエストシリーズファンからは「『勇者』というのは選ばれた特別な存在じゃないと駄目、世の中に何人も居るのは有り得ない」と反発もあったものの、この仕様には「特別な血筋でない人やスライムの様なモンスターですら、夢見て諦めずに努力すれば勇者にだってなれる」というメッセージが込められている…らしい。 主人公のみ勇者になるための条件が緩和されており、他のキャラより勇者の資質があるという設定となっている。主人公が勇者に転職するために必要な戦闘回数は選択する職業によって差はあるが最速500回程度。これより多くの戦闘が必要なルートもあるが、それでも普通にプレイしていれば終盤には無理なく勇者になれる。 主人公以外のキャラクターの道のりは険しく、最短でも約2,300回程度となっている。 前作では終盤になると戦力外になる仲間モンスター(*5)が多かったが、キャラ格差があるとはいえ、この職業システムによって「完全に役立たず」となることはなくなった。 仲間モンスターシステム 『V』に引き続き採用。特定の条件で敵を倒すと、戦闘終了後に一定の確率で仲間にできる。仲間にできるモンスターは全18種類。 モンスターも人間キャラクターと同様に転職でき、レベル上限も前作より上がっている者が多いが、極端に低い者も散見される。 モンスターの管理は、前作に登場した「モンスターじいさん」ではなく、人間と同じ「ルイーダの酒場」に統合された。 グラフィックの進化 32メガビットと当時のSFCとしては大容量のROMを用いており、グラフィック・操作性・サウンドの品質も大きく向上した。特にグラフィックとサウンドの作り込みは前作を大きく凌駕したと高く評価されている。 今では当たり前となった、敵モンスター攻撃時のアニメーションも今作が初(*6)。 特殊な例外(*7)を除き全てのモンスターがアニメーションするがラスボスを除いて効果音は鳴らない。 これまで他のRPGでも同じ試みは散見され、また効果音は原則としてアニメと同時には乗らない簡素な演出ではあったが、有名シリーズで取り入れられたことがプレイヤーに与えた衝撃は大きい。 移動・操作性 町中やダンジョンでの移動速度が上がり、地形などに半身が引っかかっても自動で避けてくれるようになった。それに比べてワールドマップだけが『遅い』ため、町ごとの距離感等を演出することにも繋がっている。 戦闘中、前回使ったコマンドのカーソル位置が記憶されるようになった。 主人公だけの特技「おもいだす」。これはゲーム中のNPCとの会話を、Xボタンで記憶して一定数表示する会話ログ・メモのような機能で、レベルが上がると表示数が増える「もっとおもいだす」「ふかくおもいだす」と、不要な記憶を削除する「わすれる」を習得する。 SFC版発売当時はスマホはもちろんパソコンも一般家庭には少なく、つまりはインターネット上の攻略サイトは存在しなかった。公式攻略本(定価 2,000円で、上下巻)を持っていない限りは町人の情報をヒントにダンジョンを攻略する必要があったため、非常に便利な機能だった。 「とびら」コマンドが自動化され、対応している鍵を持っていれば扉に触れるだけで自動で開くようになった。後述の「ふくろ」のおかげで鍵をうっかり所持し忘れることもなくなった。 瞬間移動呪文「ルーラ」の消費MPが1と前作までの8から大幅に軽減され、移動にかかるコストが激減した。これにより広大な世界でも移動にかかるプレイヤーの負担が減り格段に遊びやすくなった。 アイテム整理 持ちきれないアイテムを入れることができる「ふくろ」が初登場、アイテム預り所まで行く必要がなくなり、 アイテム管理のわずらわしさが軽減された。以降の作品でも「ふくろ」は続投され、「預かり所」は「ゴールド銀行」というお金だけを預かる施設に変更された。 「どうぐせいり」コマンドで、全キャラクターの装備品と一部の貴重品以外をふくろに収納できるようになった。 「アイテム」コマンドから直接アイテムを装備できるようになった(前作までは「そうび」コマンドからしかできなかった)。 高品質なBGM、当時として最高級のサウンドドライバ 前作のサウンドドライバがすぎやまこういち氏からも苦言を呈されるほど低品質であった反省を踏まえ、今作ではSFCとして最高レベルの音色・音質を実現した。どの音源も臨場感たっぷりで、プレイヤーを魅了させる。 『タクティクスオウガ』の音楽を担当した崎元仁氏が編曲に参加したことにより、これまでのドラクエとは一線を画した、ベースとドラムが大活躍するロック調の曲もあり、プレイヤーの予想を良い意味で裏切った。 サウンドデザインは『イーハトーヴォ物語』でマイナーながらも一部で高い評価を得ていた多和田吏氏(*8)。 作品を効果的に演出する工夫として、全編のBGMに通して登場する共通モチーフの存在、対応した場面におけるアレンジ楽曲の活用が挙げられる。 中でも印象的なのが「悪のモチーフ」。前作でも、同名のごく短い効果音に近いメロディ(今作のものとは異なる)が用意され、クライマックスでそれをアレンジしたBGMが流れるという実験的な演出は限定的に見られた。しかし今作の「悪のモチーフ」は「ラ-ソ#-ラ-ファ」という短くシンプルな4音ながら、魔物とダンジョンに関連した全ての曲に例外なくふんだんに盛り込まれており、まさに本作の象徴ともいえるメロディになっている。アレンジは先述のロック調からオーケストラ風、宗教音楽風まできわめて幅広く、良い意味で同じ曲には聞こえず個性豊かでありながら、全編通じての世界観の統一に大きく寄与している。 町・娯楽施設といった人々が暮らすシーンも、同じ曲を多彩にアレンジして用いている。 2つあるフィールドの曲も同様。実は序盤のフィールドBGMは物語の核心に迫るネタバレになっていることが後からわかるのだが、それをそうと感じさせない見事な仕上がりになっている。 ドラクエとしては初めて、フィールドやダンジョンのBGMが流れている時にエンカウントでBGMが途切れ、戦闘後にBGMが戻った際、途切れた部分から再生されるようになった。 過去作では、戦闘後に途切れた部分からではなく最初から再生されてしまうので、BGMの序盤しか把握されず全貌を知らない人が多く、BGMの序盤以外を生かせていなかった。 今作以降、いちいち最初から再生されなくなったことで、BGMの全貌が多くのプレイヤーに把握され、BGM全体が生かせるようになった。 ただしラストダンジョンのBGMのみ、戦闘後に最初から再生されてしまう。恐らく意図しない不具合で、リメイク版では修正されている。 ラスボスに関して 本作のラスボスは強さ・ストーリーの両面で非常に印象深いものとなっている。 + ネタバレ注意 本作は職業システムによって、終盤になるにつれて特技・呪文・仲間が充実してくるためにゲームバランスは徐々に緩くなっていくが、ラスボスはそれまでのボスと比べて急に強くなり、戦闘時の難易度は歴代ラスボスの中でもトップクラスと言える。 第1形態は2つの玉を持った老人。高めの素早さから1ターンに1~3回行動をし、「激しく燃えさかる炎(*9)」「念じボール」など防御無視の全体攻撃をしてくる他、「もうどくのきり」「マホカンタ」などの搦め手も備えている。「第1形態なのだから小手調べ」といったレベルではない。 第2形態は筋骨隆々の魔人の姿となり、その攻撃力は本作最高の410。それを「バイキルト」で高め、「ルカナン」でこちらの守備力を下げ、「まわしげり」で全体攻撃してくる。ほぼ確実に先手を取る「しっぷうづき」や防御を固める「スカラ」「だいぼうぎょ」も使う。行動回数はランダム1~4回行動となっているが、3回以上の行動をしてくる確率は低いのが救い。 第3形態は巨大な顔と両手に分裂。実質的に常時3~4回行動となり、消耗したこちらのパーティーを激しい攻撃で追い詰めてくる。最大の特徴は左手がザオリクを使うということ。本体を最初に倒したり、全体攻撃を連打してHPの低い右手を最初に倒したりすると、左手が完全な状態で復活させてくるのは本作を語る上で欠かせない話(*10)。 またいずれの形態でも無属性かつ防御無視のダメージを与えてくる特技を使ってくるので、はぐれメタル(ないしはぐれメタル職をマスターさせた味方)ににおうだちさせて猛攻をやり過ごす事もできない。 演出面でも、ラストバトル中は作品中で唯一敵の行動アニメーションに合わせて効果音が鳴る仕様で、迫力が巧みに演出されている。 ストーリー上においても、人間の夢や希望を奪って侵略する、自らの脅威となる存在を次々と封印・破壊し、易々と復活させないよう強力な魔王に守護させるなど非常に狡猾に立ち振る舞う。 前作『V』同様その存在が明かされるのは終盤になるが、それまでも存在を仄めかすような描写もあり、また存在発覚後も重要人物の1人を主人公達の眼前で抹殺したり、街1つの人間を全て石や動物に変えるなどの暴虐で存在感を見せつけたりする。 そのため、ゲーム上・シナリオ上ともに非常に強力な、ドラクエシリーズでも屈指の名魔王と言えるだろう。 + ……のだが。裏ボスのネタバレ注意。 ある条件を満たして裏ボス(ダークドレアム)を倒すと「この裏ボスが一時的に味方となり主人公たちの代わりにラスボスを倒す」という特殊エンディングが見られる。その戦いぶりは「先程主人公と戦った時は思い切り手加減してやっていた」と言わんばかりに、ラスボスの全ての攻撃を全く受け付けず、その後完膚なきまでに蹂躙しつくすというもので、イベントでの一時的な仲間であることを差し引いても極悪すぎる。 なお、このイベントで撃破すると、ラスボスの台詞が変化するなど、お遊びにしては芸が細かい。 このイベントのインパクトのせいか、この裏ボスは『バトルロード』や『IX』での登場時、非常に強い魔王として『V』の裏ボスと並んで別格扱いされている。 おまけ要素 『V』で好評だったクリア後のおまけ要素として、隠しダンジョン、裏ボス、隠し職業・仲間モンスター、隠し装備などが存在する。 ちいさなメダル 『IV』『V』では所持メダルから所定の枚数を渡して景品と交換するシステムだったが、今作では一定数を集めるごとに景品が貰える累計方式となった。今作では100枚まで景品アイテムが用意されている。ちなみに総数は106枚。 今作以降は作品によって上記2つのいずれかの形式が採用されるようになる。リメイク前後で形式が変わったり、累計方式の景品を全て集め終わると交換方式に変更される作品も。 途中での名前変更 中盤以降、とある施設で「命名神マリナン」に仕える神官と会話することで、主人公および仲間の名前を任意のタイミングで変更することが出来るようになる。 さらに仲間だけでなく、なんと「ふくろ」にも好きな名前をつけることができる。 ただし、「ああああ」といった同じ文字を4つ並べただけの適当な名前や、下品でふざけた内容のキーワードを名前にしようとすると神官に警告され、それを無視して変更すると「命名神の怒りに触れた」ことになり、高額な罰金を払わないと名前を変更出来なくなる(*11)ペナルティも存在する。 また、他の仲間キャラクターや重要人物の名前は付けられないようになっている。 この命名神による名前変更は『リメイク版3』、『7』でも登場した。 ベストドレッサーコンテスト 本作より実装された新ステータス「かっこよさ」を競うコンテスト。 キャラ自身のかっこよさの値に加え、装備品や職業による補正も重要になるため、強さよりもいかにカッコよく着飾るかという新しい方向での戦略性が試される。 優勝してランクが上がるにつれて 男性のみ、女性のみ、モンスターのみといった縛りが発生するランクも出てくる。 タキシードに蝶ネクタイを合わせたりと、ボーナスポイントがもらえる装備の組み合わせを探すのも一興。 3か所のカジノ(問題点に記述あり) 前作では1か所だったものが分散され、交換できるアイテムが異なる。 遊べるゲームはスロットマシンとポーカーのみ。ナンバリング作品では最も少ない。 スライム格闘場 仲間にしたスライム系モンスター(*12)をAIで戦闘させる。 こちらは一匹で参戦だが、敵は複数。呪文特技・装備が揃わないと難易度は高い。 施設内には、パーティーをスライム系のみにした場合にだけ入れる場所がある。この場合は「ご主人様」が居ないために試合に出ることができない、施設内のスライムと会話ができるなど細かい演出もある。 賛否両論点 本作はシリーズの中でも特に評価が割れやすい作品でもあった。 ストーリーに関して ストーリーや人物像の詳細をぼかした表現が多く、プレイヤーの想像に任せるタイプの物語構成をしている。 イベントシーンの回想や町の人との会話でその一端をうかがうことはできるが、やや遠まわしな表現が多く、細かい部分は不明瞭なままエンディングを迎える。 オープニングのドラゴン、エンディングのラストシーンなど、意味深な演出がされているにもかかわらず明確な説明がなく意図を読みにくいシーンが少なくない。 仲間の1人であるミレーユは、エピソードがぼかされていて謎が多い。 出自の設定に関しても、弟がいるなど優遇されており掘り下げる余地が多くありそうだが、出自に関して対象年齢的に詳細を語りづらい(と推測される)部分があるためか、各メンバーの中で最も不明確で最後まで謎が多いまま。 また主人公やハッサンと違って初登場時ですでに実体を取り戻しているが、これもオープニングでムドーに敗れたあとどのように実体を取り戻したのかは語られない。 途中のクエストが「おつかい」のようなものが多い。 行く先々で人助けをするのはこのシリーズのお約束であり醍醐味ではあるが、今作では話の流れ的に主人公たちが関与する必然性が薄いシナリオが目立つ。 特に中盤はこの傾向が強く、「とりあえず行けるところに行ったら王様が困っていたので力を貸す」「水門を開けたいので管理している国に行ったら王様が困っていて成り行きで手伝わされる」、果ては「特に誰から頼まれたわけでもないが困っている人がいたので危険なダンジョンに赴いてアイテムを取ってくる」といったものもある。 こうしたクエストをクリアすれば結果的に先に進むためのアイテムや乗り物が手に入るし、メタ的に見ればそういった展開は予想もできるのだが、主人公たちにとっておつかいを手伝う動機づけに乏しく、人によっては「やらされている感」を感じやすい作りになっている。 個々のエピソードそのものは綺麗にまとまっていて気持ちよく終われるものが多いだけに、導入の部分があまり練られていない点は惜しい。 職業に関して 上記の通り、自発的な呪文・技習得はLV20辺りで打ち止めの今作において、人間キャラの技・呪文習得は転職システムでほぼ賄われるため、熟練度稼ぎの重要性が極めて高い。 熟練度は純粋に戦闘で勝利した回数によってのみ上昇するので、経験値稼ぎにおけるメタルスライム系のような近道がない。 遥かに格上な強敵であっても、単体・群れを問わず、ボス戦であっても戦闘勝利「1回」分扱いである。 また重要な仕様の一つに、ゲーム前半の地域では「エリアごとに設定された熟練度上昇限界レベルを超えたキャラは、そこでいくら戦ってもその熟練度が加算されない。」というものがある。 よって、ダーマ神殿解放~ゲーム前半終了までの稼ぎ盛りな時期においては、大量の経験値が入る魔物を倒してしまうと本来稼げるはずだった戦闘回数分の機会損失、とも受け取れるため、レベルアップを喜びづらい環境が出来上がってしまっている(*13)。 この仕様のため、最序盤の地方で弱い魔物を倒しても加入直後の仲間モンスターぐらいしか熟練度は稼げない。 つまりゲーム中盤付近では、熟練度が上がるギリギリの地域で戦闘することが最高効率の熟練度稼ぎとなる。しかしこの場合はキャラの強化は捗るものの、プレイヤーの感じる作業感は強い。 ゲーム後半の敵が相手ならばこの熟練度稼ぎの枷は外れ、レベル上げ・お金稼ぎと熟練度稼ぎは両立できるようになる。しかし裏を返せば、後半へ至るまでの期間はキャラ育成に計画性が求められるバランスといえる。 この仕様の存在は作中で明言されているが、その戦闘で熟練度が稼げたのか否かのメッセージは用意されていないため、気づかないまましばらく戦っていたが一向に熟練度が上がらないことでようやく気づいた、というケースも多々あった。 職業によって戦闘中の格差が大きい。 下級職は前衛系職業以外におけるHPのマイナス補正が大きい。特に魔法使いはMPが+10%になる(*14)のと引き換えに「力、身の守り、最大HPが全て-40%」と強烈なマイナス補正をかけられてしまう。最大HPの減少は魔法使いでなくともかなり響くため、HPはマイナス補正無しにするだけでも使い勝手は大きく向上したはずなのだが…。 ただし、今作では馬車の入れないダンジョン内でも馬車内の仲間に経験値・職業熟練度が入る仕様になっているため、マイナス補正が大きい職業に就いているキャラはマスターするまで一時的に馬車に入れておく といったカバーは可能。後述するがダンジョン内であろうと馬車から呪文を使うこともできるため、僧侶などは前線に出さずに馬車から回復呪文でサポートすることもできる。 上級職は複数の下級職を重ねて就けるものだが、下級職9職のうち使いやすい職業「戦士・武闘家・魔法使い・僧侶」4職とそれ以外の特殊な職業5職とで、就ける上級職の選択肢に大幅に差があるアンバランスな設定。 前者はバトルマスター・魔法戦士・賢者・パラディンの4職。条件となる下級職が重複するため効率よくそれぞれの職業に就ける一方、後者は2職マスターでなれるスーパースターと3職マスターでなれるレンジャーのどちらかのみ。スーパースターは最もマスターが早いのだが、レンジャーはそれも無い上にパラメータ補正・習得特技・職業特性のどれもが今一つという三重苦を背負っている。 職業が(悪い意味で)個性を出すことがやりにくい仕組みになっている。 転職によって覚えた呪文・特技はその後さらに転職しても忘れることが無く増えていくため、同じ職業で育てた他のキャラと習得呪文・特技が揃ってしまうため個性が消えてしまう。 ただし、クリアまで普通に進めている限りではマスターできるのはおよそ上級職1つ、のんびり進めても2つ程度。戦士系・魔法系・補助系など進んだ道によって経験できる職が違うので、同じ職業のキャラ同士でない限りこの問題は避けられる。 また、キャラの能力値や装備できる装備品についてはキャラ依存。これによって、「(武闘派キャラの)ハッサンを魔法使いにする」など元々のキャラの個性に反する育て方をしようとすると強くならない。 キャラの能力値は元々の数値に職業ごとのパーセント補正をかける仕様になっている。 装備品の例としては、1度の呪文で2回分の効果が得られる強力な装備「山彦の帽子」はバーバラやミレーユなど魔法使い系のキャラしか装備できないが、代わりに魔法使い系キャラは攻撃力が高い装備が乏しい。 職業「魔物使い」の使い勝手が悪い。 モンスターを仲間にするには「魔物使い」の職業に就いたキャラを馬車から出して戦わせないとモンスターは仲間になってくれないが、この職業のスペックが著しく低い。 ステータス補正があまりに貧弱で実用性が低い。 習得する特技は独特なものの、実用性の高いものは少ない。 また魔物使いをマスターすることでなれる上級職は前述のレンジャーのみ。 ただし、仲間モンスターの重要性は本作においても高い。ウェイトの大きな要素であることには違いない。 加入時期が序盤の割にハイスペックな「くさったしたい」や、早期に「ベホマラー」と「ベホマズン」を習得する「ホイミスライム」は強力な助っ人となる(*15)し、AI行動をするさくせんにすると1ターンに2回行動をしてくれる「キラーマシン2」と「ランプのまおう」などは大変強力。 このような全職業でも最大級の恩恵を受ける以上は低ステータスでも我慢して使わざるを得ないバランスにしているという見方もある。これでステータスも良ければ他の下級職とバランスが取れなくなる。 ただ、そもそも職業育成の仕様から長い間同じ職業についているのは損であり、特定のモンスターを仲間にしようとして戦闘を繰り返すと、魔物使いを担当しているキャラの育成が他キャラよりも遅れてしまう面もある。 仲間にしたいモンスターごとに、要求される魔物使いの熟練レベルがそれぞれ設定されている。このため魔物使いとしての熟練度は必要なレベルまで上げておかなければならず、使い捨ての臨時魔物使いを次々と転職させ直すことでローテーションさせるといった対策も難しい。 転職のためにはダーマ神殿に赴く必要がある。 ボス戦の際に一時的にパラメータ補正の高い職や有用な職業特性のある職に転職したりするのは有効な戦術なのだが、そのためにダーマ神殿まで戻らければならず手間がかかる。転職の際の演出もやや長い。 熟練度をMAXにした職に就き続けているとその分獲得する熟練度が無駄になってしまうためなるべく早く次の職に転職したいのだが、この仕様のせいで進行を一時中断しなければならない点も煩わしい。この点は『FF』のジョブシステムと比べると小回りが利かず不便を感じやすい。 一部の上級職にはマスター時限定でステータスが大きく上がる等の特典があったりもするのだが、上記の問題もあり活かす機会は少なくなりがち。 ゲームをはじめから開始してすぐに転職できるわけではないので「転職システムによる多彩な成長」を目的にプレイするとしばらくお預けを食らうことになる。 その他 ゲームバランスについて。本作では後半になると仲間・呪文特技の充実により徐々に難易度が下がっていくが、逆に前半の難易度はかなり歯ごたえがある。 まず最初の冒険からして、始まりの村を出たらいきなりダンジョンである。しかも、そのダンジョンではこちらは1人旅なのに対して最大で敵4匹同時出現があるため、最弱ザコのぶちスライムに敗北したプレイヤーも多かった。 最初のダンジョンの宝箱には有用な装備品が入っているが、それを取って生きて帰ってくるだけでも至難の業。 RPGに慣れたプレイヤーでない限り、初期費用で装備を整えたり、ダンジョンに入る前にレベル上げをしたりしておかないと、間違いなく全滅する。 その後も難易度が下がることはなく、次のシエーナ周辺では一人旅なのにこちらの行動を1ターン封じてくる敵が2種類も出てきたり、攻撃力が高い上に最大6匹で出現し回復までしてくる敵がいたりする。その次のトルッカではルカニ+集団戦法をかましてくる。 そして次の目的地まで超長丁場というところで、キアリーが無い段階でバブルスライムが毒を盛ってくる。「キアリーがあるからお役御免」になることが多かった毒消し草のありがたみが分かった人も多い。 その次も難易度は緩まず、ダメージの大きいヒャドやギラ、厄介なルカナンが容赦なく飛んでくる。 序盤における重要アイテムが手に入る月鏡の塔では、異様にエンカウント率が高い。 極めつけがトラウマモンスター・ストーンビースト。 地底魔城より登場するが、大半のステータスが同時期に登場する敵より軒並み高い上、何よりこの時点ではかなりの威力を持つベギラマを唱えてくるのがとにかく脅威。SFC版では同時に出現するのは最大2体となっているが、それでも2体からベギラマを2連発で受けてパーティが壊滅なんてことはザラである。他にもアストロンを唱えてこちらの通常攻撃を無効化することもある。 ムドーの島やムドー城の敵も、かなり後の敵が先取りして出てくるので手強い。そしてムドーそのものも鬼のような強さ。 …と、物語前半はとても歯ごたえのある難易度。本作が初めてのRPGだったり、あるいはRPGに不慣れなプレイヤーは、前半で投げてしまったという人も。 そして後半は徐々に難易度が下がっていくのだが、ラスボスは非常に強いので油断できない。 総合して、「本作はRPGとして歯ごたえのある難易度である」というのが一般的な認識である。 モンスターから得られるG(ゴールド)の額が低い。1回の戦闘で1,000Gを超えることがほとんどない。 雑魚モンスターに限っても、最高額がおどるほうせきの370Gと少なめ(*16)。それでいて物語後半での物価は高騰する。 ちなみに、おどるほうせきの出現時期は序盤。それ以降、この額を超すモンスターが出現しないという点を鑑みるとやはりバランスを欠いてしまっている。 商人(*17)や盗賊(*18)でのバトル後効果を利用しようとしても、不便が多い。 商人の特技「あなほり」で所持金の半分を掘り出す方法もある。66万ゴールド持っていれば33万ゴールドが掘り出せる(所持金99万ゴールドが最大のためそれ以上持っていても無駄になる)。ただし掘り当てる確率は数百分の1と非常に低い。 ただ本作は序盤から終盤まで町やダンジョンで強力な装備品が多く拾える傾向にあり、極端な話ラスボス前まで装備をほとんど買わずに進めることもできる。また移動中呪文「くちぶえ」が導入され、戦闘間隔を短くすることができるため稼ぎ効率を上げることもできるようになっている。 馬車の入れないダンジョン内において、外の馬車で待機している仲間が、ダンジョン内の仲間へ移動中に呪文を使えてしまう。 今作は転職によって誰でもベホマやザオラルを覚えさせることができるため、この仕様を利用すると移動中に控えのメンバーからメインのパーティへ回復呪文を使い放題になってしまう等、ゲームバランスを大きく崩せてしまう。 「しのびあし」や「くちぶえ」「リレミト」も可能。便利なのは確かだが、極めて不自然であり違和感も強い。 仲間モンスターとしてのはぐれメタル 本作では覚えればメタルスタイム系を倒しやすくなる特技がいくつか存在し、仲間の育成次第ではぐれメタルを倒す事が難しくなくなる(運が絡むがそこまで気にならない)ので前作に比べてはぐれメタルを仲間にできる難易度が下がった。 しかし仲間になる確率は仲間モンスターの中では最も低く、はぐれメタルを倒すと大量の経験値を得てしまうので、本気で仲間にしようとすればよほど運が良くないと簡単に本編クリアに必要なレベルを超えてしまう。 メタル狩り(メタルスタイム系を倒し続ける事)などでとにかくレベルを上げようとするプレイヤーやレベルの過剰上昇を気にしないプレイヤーには問題ないがゲームバランスを重んじるプレイヤーにとっては気になる事である。 レベルの過剰上昇が気になるのならレベルを上げたくない仲間をルイーダの酒場に預けたり戦闘不能にしたりしてレベルが上がってもいい仲間にはぐれメタルと戦うための育成をして戦わせる方法もある。 また、仲間モンスターのはぐれメタルでのスライム格闘場(特に後半のランク)の攻略は厳しい傾向にある。 問題点 主に職業と特技のバランスに関して批判されることが多い。 いわゆる「特技優遇・攻撃呪文冷遇」の問題 いくつかの攻撃特技は、消費MPが0であるにもかかわらず呪文と同等かそれ以上の強力な効果を持つため、攻撃呪文の存在価値が大暴落した。 その代表例が武闘家→バトルマスターの流れで習得できる格闘技系の攻撃用特技。 「武闘家」は誰でも就ける下級職だが、強力な特技を多数習得できてしまう。「まわしげり」は複数対象の攻撃で雑魚の一掃に有用で、「せいけんづき」「ばくれつけん」による強化攻撃はボス相手に有力なダメージソースとなり、いずれも高攻撃力のキャラが使えば威力は呪文以上。更にレベル依存の非物理攻撃「かまいたち」も備え、非力なキャラでも安定したダメージを出せ、強化打撃の効きにくい高守備力の相手にも通りやすい。 そして武闘家と他の特定の職業をマスターすると就ける上級職の特技も有用。戦士からの「バトルマスター」は「がんせきおとし」、僧侶からの「パラディン」では「しんくうは」と、それぞれ強力な全体攻撃技を覚える。 極めつけは特殊職業「ドラゴン」で覚えられるブレス技。 「かがやくいき」「しゃくねつ」は呪文を遙かに凌ぐ高威力なのに、これすら消費MP0。クリア後のザコ戦では「全員でドラゴンをマスターして『かがやくいき』を連発」という状態になってしまうことも珍しくない。 このような強力な特技の数々に対し、呪文はほとんどが覚えた時点で既に威力不足かつ特技で代替できる威力となってしまっており、使いどころがない。 敵全体にダメージを与える上級呪文「イオナズン(消費MP15)」ですら序盤のダンジョンに出現する無耐性の敵を一撃で倒せないことがあり(*19)、終盤の敵相手には最大HPの3分の1も削れない事もざらである。 180~200ダメージを与える最強の単体攻撃呪文「メラゾーマ(消費MP10)」も、冒険終盤には「せいけんづき」にあっさり追い抜かれる(*20)。 勇者で習得できるシリーズ通しての最強呪文「ギガデイン(消費MP15/グループ/175~225ダメージ)」は、一見するとかなり強力に思えるが、その後すぐに「ジゴスパーク(消費MP25/全体/210~290ダメージ)」や「ギガスラッシュ(消費MP20/グループ/350~410ダメージ)」という、コストパフォーマンスも威力も圧倒的に優れた特技を習得してしまうため、存在意義がほぼなくなっている。 しかも、魔法系職業はステータス補正や特性などにも恵まれていない。 下級職の魔法使いは最大HP・力・身の守りすべてが-40%補正で、後衛キャラを魔法使いにすると耐久のなさがさらに進行するし、前衛キャラでも厳しい数値となってしまう。魔法使いを極めて別の職業に就くころには習得した中級呪文はほとんど威力不足になっている。 そこから上級職になっても、魔法戦士は前述のように不遇気味な職業。もう片方の賢者は職業特性で消費MPを軽減できる(マスターすると半減)ためにお得感は出てくるが、その頃にはほぼ全ての攻撃呪文が威力不足でお役御免になっている(回復・補助呪文は別)。 よって、活躍可能な攻撃呪文は序盤にミレーユが自力で覚える「ヒャド」や、中盤に基本職「魔法使い」で覚えられる「メラミ」「イオラ」「ベギラゴン」、魔法戦士で覚える「メラゾーマ」、そして主人公がイベントで習得する「ライデイン」くらい。それも習得直後の環境の話であり、少し育つとやはりそれらもお役御免になる。 一応「やまびこのぼうし」+「メラゾーマ」という方法により、最強レベルの火力まで押し上げることは可能(*21)。 攻撃呪文冷遇になってしまった背景は「今作から敵のHPを大きくインフレさせており、特技の威力はそれに見合った数値になっているのに、攻撃呪文の威力だけなぜか過去作と同じ数値がそのまま採用されてしまっている」という説明に尽きる。 今作から使用者の攻撃力を計算式とする剣技や格闘技などが登場し、特にクリアレベルを超えてもキャラの力(攻撃力に深く関わるパラメータ)の成長が鈍くならないようになったため、味方キャラの特技による火力が大幅にインフレしてしまっている。また、それ以外にも素の威力が高い特技が多数登場している。それに合わせて敵のHPも大幅に増えているのだが、攻撃呪文の威力は過去作のまま据え置きのために威力不足になるのは自明の理。 敵も強力な特技を使用してくるため、それに合わせて味方のHPも前作までより高めになっている。一方、敵が使った場合のみ攻撃呪文の威力も前作までより上昇しているが、ブレスなど他の全体攻撃系の特技に比べるとあまり強くないのはそのまま。 もう1つ、副次的な原因として、「(特技は攻撃力やレベルの上昇によって威力が大きく上がっていくものが多いのに)呪文はレベルやステータスが上がっても、威力が上昇しない仕様のまま」なことも挙げられる。 素の威力の底上げがあったとしても、多少底上げした程度では、レベルや賢さでの威力上昇が無い限り、結局は終盤やクリア後の冒険で攻撃呪文が弱すぎになることは目に見えている。逆に素の威力を大きく上げ過ぎてしまうと、終盤のバランスは良くなっても、呪文習得直後のバランスが壊れる可能性がある。過去作に比べて冒険が進むほど敵のHPのインフレ具合が大きくなっていく本作において、この問題を上手く調整し解決するためには、呪文の威力上昇の仕様は必須であったと思われる。 たとえ素の威力は過去作と同じであっても、レベルや賢さで威力が大きく上がっていくのであれば、キャラを鍛え上げた際にそれにふさわしい高威力になり、攻撃呪文も最後まで活躍できたはずである。 説明書には、「賢さが高いと呪文の威力が上昇する」との記載がある。開発の当初ではその予定があったのかもしれないが、結局実装されなかったのが悔やまれるところ。 攻撃呪文はMPを消費して使う以上使用回数に制限があるし、回復呪文用のMPも考えると多用できない。そのため、攻撃呪文の方を高威力に、特技は低威力に調整するのが普通だろうが、これが全く逆になってしまったために起きた悲劇である。 一応、後述の「ねる」を使えばMPの問題だけは解消できる。また、1回の呪文で2回分の効果を得られる「やまびこのぼうし」を装備すれば優位性もある。 しかし、前者には「特技を使えばわざわざMPを回復する手間もいらない」「工夫しないと眠った状態で戦闘が始まってしまう」、後者には「防御力や耐性が他の頭装備より低い」「装備可能者が限られる」「入手時期は最速でもクリア直前(事前情報なしだとほぼクリア後限定)」などの問題があり、完全にはフォロー出来ていない。 その他の呪文について 補助呪文も、一部が上位互換の特技により存在意義を失っている。 特に痛いのが「メダパニ」。敵グループを混乱させるという非常に強力な呪文だが、何と消費MPが0で同様の効果を持つ「メダパニダンス」が登場してしまった。メダパニダンスは呪文ではないので、マホカンタなどで跳ね返されることも、怪しい霧で封じられることも無く、踊り封じを使ってくる敵もわずか1種類しかいないので、使えなくなる心配はほとんどない。しかも踊り子に転職すれば誰でも簡単に覚えられてしまう。 同様に、「ラリホー」も「甘い息」の完全下位互換になってしまっている。 一方で、消費MPは多いものの、より高確率で相手を眠らせる「ラリホーマ」は面目を保っている。 相手を幻惑する「マヌーサ」は、「すなけむり」「まぶしいひかり」に比べて効果の強さや持続ターン数などで差別化ができている。 「バイキルト」「スクルト」などステータス上昇系の呪文も特技にはそれに相当するものがなく、呪文の方が優位に立てている。アイテムで代用できてしまうが。 回復に関しては、呪文が特技に比べ優勢ではある。 回復特技には味方全体を回復するスーパースターの「ハッスルダンス」や、自分のHPを500ポイントも回復する勇者の「めいそう」など強力なものが存在する。だが、前者は回復呪文「ベホマラー」と比べて回復量がやや小さい上にやまびこの帽子による2回発動の対象にならず、後者は習得することが困難であるうえに自分しか回復できず、移動中に使用することができない。 任意の仲間1人のHPを完全に回復する「ベホマ」も重要。前作以前でも終盤になれば極めて重要な回復手段であったが、本作では味方のHPも過去作よりもかなりインフレしているので、尚更ベホマの存在は大きい。そして、代用できる特技は存在しない。 また、状態異常の治療や蘇生を「確実に」「移動中に」できるのは呪文だけの特権である。魔法使いを極めたキャラでも僧侶から賢者になれば回復呪文のエキスパートとして活躍できるため、完全に存在意義を失ってはいない。 一方で、一部の強力な呪文・特技の習得方法が容易すぎるため、序盤のバランスブレイカーになっている。 メラミ魔法使い☆1(1回戦うだけでOK)で習得。単体に80前後のダメージを安定して与えられる上に、消費MPは4とお手軽。転職直後では前線キャラの特技よりも強く、魔法使いの面目躍如といったところであるが、誰でもすぐ習得可能なのはさすがに手軽すぎた。複数人に一気に覚えさせることで中盤を楽に進めるテクニックは「即メラミ」「火攻め」と呼ばれるほどであった。 まわしげり武闘家☆2で習得。敵1グループを攻撃することができる。ムチやブーメラン使いと違い、元々の攻撃力の高く強力な武器が装備可能な前衛キャラも使えるため、ゼロコストの攻撃にしてはかなり強力。2体目以降は徐々にダメージは減っていくが、それでも汎用性が非常に高い。なお、名前は「蹴り」だが普通の攻撃と同じ扱いで装備している武器の攻撃力も加算される。ただし、武器の追加効果までは発動しないため、剣技等武器を使う特技との差別化は、武器の追加効果によって表現していると言える。 せいけんづき・ばくれつけん「せいけんづき」は武闘家☆5(ハッサンはイベントで習得)、「ばくれつけん」は武闘家☆8で習得。前者は岩石耐性のある敵には命中率が下がるもののダメージ2倍、後者はランダムターゲットとなるが合計でダメージ2倍。これらも武器の攻撃力が加算される。ただし、武闘家は成長が遅いのですぐに覚えられるわけではない。技の威力も上記の通りキャラの攻撃力に依存しているため、非力なキャラでも高威力を発揮できるわけではない。 ねる遊び人☆5で習得。「ねむり」状態になる代わりに、移動とともにHPとMPが回復する。本作はマップチップ1マスあたりを2歩で移動するため、ダンジョン内でも手軽にMPを満タンにできる。エリア切替後はしばらくエンカウントが発生しない仕組みなので階段付近では安全に回復できる。一応、前述したように「特技を使えばわざわざMPを回復する手間もいらない」「このように階段付近で使わないと眠った状態で戦闘が始まってしまう」などの欠点はあるが、MP切れでダンジョンを引き返すことが減るのは非常にお得。 また、こうした呪文・特技とは逆に、習得してもその時点では既に威力が低すぎて使い物にならない呪文・特技も数多く存在する。 終盤でなれるドラゴン職の序盤に覚えられるのは「ひのいき」「つめたいいき」など序盤のザコが使うようなブレス攻撃だったり、前述の魔法使いで習得できる「メラミ」の後に覚えられるのがグループに20ダメージ程度の「ギラ」だったり。 下級職で習得できる特技の中には、敵が使用する特技をそのまま引っ張ってきたために使い勝手に困るものが多い。「たいあたり(自分と相手に現HPの8割ダメージ、無効率高)」「ふしぎなおどり(敵のMP減少)」「どくのいき(毒状態は戦闘中には効果が無い)」など。 登場人物に関して バーバラの離脱と加入に関する特例扱い。 バーバラはHPなど耐久面が弱くバトルではやや使いにくいキャラクターだが、なぜかパーティから外せない。 バーバラが必要なイベントがごく一部存在するが、他キャラのイベントと同様に「連れていかなければ進行しない」という扱いも可能な範囲にとどまり、シナリオ全体を通した存在感は他の仲間と同程度。他の仲間を完全に自由に編成できる中でバーバラだけ外せない理由付けが不明確で、一部の人には足手まといに映り嫌悪の対象となってしまった。 逆に、序盤のダンジョンであるムドーの島へ突入する際はなぜかバーバラが強制離脱してしまう。 全シナリオを通して特定メンバーの強制離脱はこれが唯一の機会だが、その理由は取ってつけたように少し述べられるのみで必然性が乏しい。 前述したムドー戦の難易度もあり、このダンジョンでレベル上げをする人は多かったが、その間バーバラにだけ経験値が入らないため、ムドー戦後に他の仲間と大きなレベル差が生じてしまう。 ただし彼女はMPが高く、大ダメージを与える最強魔法「マダンテ」を唯一イベントで覚える(*22)。この魔法の専門役として「砲台」呼ばわりされることも。 仲間の一人であるテリーの、加入前後以降の扱いが異様に悪い。 加入直前のイベントで主人公達と対戦するが、そのグラフィックはなんとフィールド上のドットキャラを引き伸ばしたもの(敵が味方キャラに化ける呪文「モシャス」と同じ仕様)。単純に戦闘画面における敵のドット絵として比較してしまえばFC版『DQ1』にも劣る解像度であり、当然アニメーションもしない。そればかりか、敵一覧のウインドウに「テリー 1匹」と表示される始末。表示名は他の人間の敵も同様でありシステムの制約と理解はできるが、唐突なドット引き伸ばしと相乗効果でイベントの雰囲気を壊しており、テリーのネタキャラ扱いの下地になってしまっている。 シナリオ内で戦闘を交える人間キャラはテリー以外にも多数おり、そのほとんどは無難に人型モンスターのグラフィックの流用で対処されているが、なんとチョイ役のおっさんの敵2名にはお腹の贅肉まで丁寧に描き込まれた専用グラフィックが用意されている(*23)。彼らはいずれもシナリオでの出番の限られるチョイ役に過ぎず、「なぜチョイ役のおっさんにまともなグラフィックがあって、さんざん引っ張って登場したテリーがこの扱いなのか」と思ってしまうのも無理はない。モシャスとの整合性や容量との兼ね合いなどの事情があったかもしれないが、そうだとしても専用グラフィックを作るべきはおっさんよりテリーの方だろう。 因みに、この戦闘のBGMはボス戦闘曲である「魔物出現」。彼以外の人間との戦闘は全て通常戦闘曲の「勇気ある戦い」になっているのだが… このイベントを経ていざ加入したテリーは、一言で言って弱い。 まず、加入時の初期レベルが異常に低い。加入時期の公式攻略本で推奨されているパーティの平均レベルは約35だが、テリーの初期レベルはわずか23。 そして初期レベルが低いだけならまだしも、ステータスの成長率まで低い。 パラメータ全般が主人公やチャモロに大きく見劣りしており、レベル99のステータスは男性キャラの中で最低という体たらく。 ただし、回避率が他のキャラが64分の1なのに対して、テリーは16分の1と高い。バトルマスターの職業特性と重なって敵の攻撃を無力化しやすいという固有の長所はある。 また加入時点で上級職「バトルマスター」に就いているが、下級職でマスターしているのは「戦士」のみで、本来条件に必要なはずの「武闘家」は一切手つかずのままマスターしていない。 主人公の勇者への転職条件が緩和されているのと同様に、テリーも「戦士のマスターのみでバトルマスターになれる」という職業適性の素質を秘めていたという演出なのかもしれない。…が、実運用の観点では武闘家未経験はデメリットでしかない。先述の通り本作は武闘家で習得する攻撃特技が非常に有用なのにテリーはそれを一切持たず、☆4習得の回避率バフ技「みかわしきゃく」もないためせっかくの個性である回避性能の高さも活かしづらい。その残念さからネットでは「経歴詐称」と揶揄されることもしばしば。 それまでメインシナリオ内で主人公一行と何度も遭遇し、キザな言動を繰り返したり、強そうなモンスターを眼前で打ち倒して見せたりと、色々な「引き」を作り勿体を付けてきただけに、仲間となった後の実際の強さから来る「見かけ倒し感」は大きい。 極めつけは、テリーの同行を条件として加入する仲間キャラのドランゴが、テリー本人とは対照的に作中トップクラスの強さを持っていたこと。 テリーは「ドランゴの加入のために必要な存在だが、それが済めば用はない」ということで「ドランゴ引換券」なる不名誉なあだ名までついている。またテリーは加入時点で極めて貴重な武器防具を初期装備していることから「装備引換券」を兼ねるともいわれる。 ドランゴは「某国の王命を受けて自身を討伐しに来たテリーに圧倒され、服従した」ということになっている。この一騎打ちは主人公一行の目の前で繰り広げられ、戦闘画面と同じ特殊な専用演出まで用意され、テリーの俊敏さと強力さをこれでもかと見せつけるものとなっていた。 しかし、いざ仲間になった際の強さはドランゴのほうがテリーより圧倒的に上で、なおかつ王からの依頼は「討伐」だったにもかかわらずドランゴが実際は生きていたなど、不整合な点が多いことから「八百長」などと揶揄されるようになってしまった。 以上の要因から、テリーは「加入直後、ドランゴを仲間にするためだけに同行させられ、その後は身ぐるみを剥がされルイーダの酒場に送られそれっきり」というプレイヤーも少なくない。 重要なサブイベントであるスライム格闘場をこなすには仲間スライムのためにパーティー8枠の少なくとも1つは確保する必要があり、メインキャラ8人の少なくとも1人は酒場送りにするしかないため、育っていない彼が選ばれることが多かったという事情もある。 アモスは人間キャラであるのだが強制加入ではなく、クリアに必要でない町のイベントで仲間になる少し特異な立ち位置のキャラクターである + イベントの詳細。ネタバレ注意 このイベントの途中で、とある真実をアモス本人に告げてしまうと、イベント終了後に彼は既に街を去っており、二度と会うことができない。それ以降は仲間にすることができなくなる。仲間にしなくてもクリアはできるが、選択肢次第でここまで大きな変化が生じる時期限定イベントはシリーズ初だった。また、彼が街から去ってしまった場合の物語の展開はとても切なく後味の悪いものである。 そもそも、本作はそれまでのシリーズと比べても会話中に「はい/いいえ」の選択肢が頻繁に登場する(*24)。そのため、軽はずみに選択してしまった、もしくは反応の違いを知りたくてあえて選択してしまい、イベントが終わっていることすら気づかないプレイヤーも多かったのではないだろうか。 さらに、真実を告げる選択肢を選んでも、それに対してアモスが「またまたそんな冗談を!」とサラッと流してしまい、まだ町を去らずにそのまま普通に進行するため、その後ダンジョンをクリアしてイベントを終えるまで、もう既に取り返しの付かない状況になっている事態に気づきにくい。 ただし、イベント前後に「アモスに真実を告げてはいけない」と町の人達から釘を刺されている上に、この時の選択肢は2回も念を押され、2回とも「はい」を選択しないと彼が去る結末にはならないため、この選択肢が何か重要な分岐点であると示すヒントには一応なっていた。 また、彼のグラフィックは専用ではなく、街などに居る一般の戦士の流用である。加入が任意なのでストーリーに絡むこともなければ固有イベントもなく、ただ一緒に戦ってくれるだけの存在であるため、当然シナリオでの存在感は非常に薄い。 しかしその実力たるや、人間キャラクターの中ではかなり強い方。彼と仲間モンスター1種しか習得できない準固有の特技「へんしん」を覚えている。 加入が面倒な仲間モンスターと違って、確実に早期加入が可能な利点もある。 攻略本では、上述した戦士の汎用グラフィックを元にイメージイラストが描き起こされている。 仲間モンスターに関して 仲間にできるモンスターの種類・酒場に預けられる定員が減ってしまった。 仲間にできるモンスター18種類のうち、ルイーダの酒場に預けられるのは15匹。つまり、どう頑張っても全モンスターを同時に仲間にしてはおけない。 仲間になる確率も(一部を除いて)全体的に低めで、16分の1(=6.25%)や32分の1(=3.125%)、64分の1(=1.5625%)という確率の壁が立ちはだかる。 序盤のダンジョン「夢見の洞窟」を初めとしたいくつかのダンジョンではモンスターを仲間にできないが、この仕様についてゲーム中に一度も説明が無い。 仕様に気づきようもないまま、絶対に仲間にならない場所で無駄な戦闘を繰り返してしまったプレイヤーは多かった(*25)。 前作にも「仲間になるはずのモンスターでも、魔王の力の強い場所では仲間にならない」という設定はあったが、終盤の敵の本拠地2か所に限られていた。 サブイベントのスライム格闘場のクリアに有用な仲間モンスターである「スライムナイト」の加入時期が中盤以降まで遅れ、育成が遅れがちで日の目を見にくいという事態にも繋がった。 その他(戦闘関連) 能力値「賢さ」が何の意味も無いステータス。 説明書や公式ガイドでは「数値が高いと呪文の威力や成功率が上がる」とあるが、前述のとおり本作にそのような仕様はなく、誤った記載である。 前作では仲間モンスターの命令厳守率に辛うじて影響していたがそれもなく、自作のようなサブイベントもなく、完全に無意味な数値である。 真実の姿を映し出す「ラーのかがみ」はイベントでこそ大活躍するが、従来作にあった戦闘中のモシャス解除機能が何故か備わっていない。 今作ではモシャスを使用するカガミ系モンスターが序盤から終盤まで登場し、他の解除方法である「いてつくはどう」も習得が終盤限定のため従来作以上に需要があるはずの機能だった(*26)。 その他 序盤、主人公たちが「嘘」をつくことになるイベントがある。 ストーリー進行に必須のイベントで避けることはできないが、嘘がやむを得ないといえる必要性や正当性には乏しく、客観的に見て無理のある展開である。 主人公たちの行動は悪行でしかなく、勧善懲悪で善行を重ねるのが基本の「DQ」のイベントとしては批判が多い。 のちにこの件は大事件へと発展し、これが遠因となって後味の悪い結末を迎えたキャラもいるなど、プレイヤー的に気分の良い展開ではない。 カジノが物足りない。 本作のカジノはポーカーとスロットの2種類。『V』で初登場したスライムレースと『III』以来皆勤だったモンスター闘技場は削除された(*27)。 上記の削除された2種類は視覚的にも面白く、DQならではの独自性もあるものだったため、代替がポーカー1種類というのは寂しい。 また、今作のカジノはシリーズでも屈指の稼ぎづらさとなっており、「(別の金策手段(*28)を用いて)Gを稼いで景品分のコインに換金した方がマシ」とまで言われるほど。 今作のスロットは、リーチ時に確率で演出が起こり最後のレールに変化が起こるなど凝ったものになっているが、当たりの確立も、当たった際の配当も少なすぎて実利も楽しみも薄い。 『IV』『V』のカジノは解禁時点で作中最強クラスの装備品を景品で入手できたが、今作のカジノは世界に複数あって場所ごとに景品も異なっており、到着時点での店売りの装備品よりも強力なものが入手できる、という程度でやり込む動機にやや乏しい。 特定のイベントで装備品以外の道具が勝手に袋の中に入る仕様が、サブイベントであるベストドレッサーコンテストやスライム格闘場でも採用されている。 参加機会の多いこれらに参加するたびにアイテムの再整理が必要なのは非常に煩わしい。 アイテムの設定にミスが散見される。 代表的なものとしては「伝説の武具であるオルゴーのよろいをおしゃれなかじやで鍛えると元々あった強力な耐性が消滅する」「店売り品のたいようのおうぎが売却できない」など。 これらはDS版では修正されている。 「おもいだす」で記憶できる会話は直前に会話した人物の台詞のみという仕様上、複数の人物が連続して会話する場面は一番最後に喋った人物の台詞の部分しか記憶できない。 その前の内容を記憶できた方がクリアに有用である場面もいくらかあり、若干不便である。 総評 シナリオ進行やキャラクター育成においてシリーズ過去作にない自由度の高さを実現しているが、 ストーリー解釈の一部をプレイヤーに委ねる構造やプレイスタイルで難易度が大きく変わる仕様には賛否の意見が聞かれ、 また呪文や特技のバランス調整が不完全、仲間モンスターシステムが職業システムとやや噛み合わないなど、粗削りな面も残すこととなった。 しかし全体でみれば幅広いプレイヤー層を取り込める無難な仕上がりであり、『ドラクエ』の骨子を保ちつつ当時のRPGとして十分な高水準まで順当に進化した作品である。 アイテムの「ふくろ」、ボスの強さや演出、スピンオフに登場するキャラ…など後のシリーズ発展に寄与する要素も複数持ちあわせ、シリーズ史を語るうえでも重要な作品と言えよう。 その後の展開 上記の通り本編では何かとネタにされがちなテリーだが、その反動からか、派生や外伝作品では非常に優遇されている。 スピンオフ作品として幼少時代のテリーを主役にした『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』が発売された。 当時流行したポケモンタイプのゲームでありながら、配合システムなど独自のシステムで大ヒットを記録した。今作をきっかけに生まれた「ドラゴンクエストモンスターズ」は現在も続く人気シリーズ。この作品でテリーとミレーユを知ったという人も多い。 また、歴代ドラクエキャラが登場する『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』にも本作からはテリーだけがプレイアブルキャラとして参戦している。しかも弱かった本家と違い(むしろ設定通り?)作中屈指の強キャラという優遇っぷり。 更にその続編に当たる『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』にも、ハッサンと前作に続いてテリーが出演。2人が主役となるクエストも配信。 月刊少年ガンガンにて『ドラゴンクエスト 幻の大地』の題で漫画化された。作画は神崎まさおみ氏、脚本はDQシアターも手掛けるとまとあき氏。オリジナル展開が多い『ロトの紋章』や『エデンの戦士たち』に比べると、ダイジェストも多いながら原作に忠実な内容になっており、それでいて(はざまの世界を除く)ストーリーの完全補完、少年漫画らしいオリジナルのキャラ付け(やや熱血よりな主人公ボッツ、生意気お坊ちゃん風なチャモロ、ゴメちゃんを彷彿させる「キズブチ」など)、元々アクション漫画を得意とする作者と破壊マニアのアシスタントによる戦闘シーンなど見どころは多い。全10巻なので中だるみなく読める。 余談だが、作者は原作のラストシーンにどうしても納得ができず、堀井雄二氏に直談判して許可をもらい、オリジナル展開で締めたという逸話がある。 2010年1月28日にニンテンドーDSでリメイクされた。詳細は別項を参照。 2015年6月11日には上記DS版をベースにした内容のスマートフォン(iOS・Android)版も配信されている(こちらもDS版の項目を参照)。 余談 ファミ通クロスレビューでは34点と、当時既にDQブランドを確立していたことを考えると前評判はあまり高くなく、序盤の展開に関しては「平坦さにはちょっと閉口」「『ドラクエ』じゃないかとさえ思った」と酷評されていた。 Yahoo!ゲーム、DQMVBコンテンツ内での「一番思い入れのある(ナンバリング限定)主人公は?」の2010年8月から9月に行われたアンケートでは、全9作中、『VI』の主人公はビリから2番目だった。さらに同日行われた「お気に入りの(ナンバリング限定でIXとDQMB出場のみ)大魔王は?」のアンケートでは全9作品中、意外な事に『VI』の裏ボスが第3位、本来のラスボスはビリから4番目という結果に終わっている。 開発元が変更されたためか、メタルスライム系列の物理耐久力が初期作品の仕様に戻ってしまっている。 歴代のメタルスライム系列は簡単に倒されないように固くなっているのは共通だが、『II』までは守備上限値が255と低いこともあり、こちらの攻撃力が上がると普通に2ケタ台のダメージが入る。『III』と『IV』では上限値に余裕が出たので、理論上攻撃力上限の3倍以上の1023(*29)に守備力を設定して高レベルになっても通常攻撃では0か1しか出ないようにし、『V』では守備力上限値自体は低い(511)が専用処理で同じ状況にしていたが、本作では守備力999になっているだけなので、攻撃力を500以上にあげれば普通にダメージが入るようになった。なお、同じ開発元の『VII』でも同じく普通に攻撃力を上げれば十分破れる固さの仕様になっている。 『IV』『V』が一般ファンからの人気が高いキャラを輩出していったのに対し、本作はメインキャラや敵・モブキャラに2chなど一部界隈で人気を持つキャラクターが多い。 ハッサンの風貌とその強さ、期待を大きく裏切る弱さから「ドランゴ引換券」とあだ名をつけられたテリー、地底魔城のストーンビースト、裏ダンジョンのデススタッフ、しあわせの国のジャミラス、某農夫の「おりゃ クワこうげき!カマこうげき!!」、海底の宝物庫のキラーマジンガなど。特にキラーマジンガは未だに根強い人気を誇る。 便利ボタンと会話記憶のボタン配置が本作のみ他作品とは異なっている。 便利ボタンは『V』から導入された人との会話や宝箱や足下を調べることが1回のボタンで行えるボタン、会話記憶は前述の通り今作で導入された人の会話を心に刻み込んで見直せるメモのようなシステムである。 だが、本作の便利ボタンはYボタン、会話記憶のボタンはXボタンとなっており、特に便利ボタンは同じSFCの『V』『I・II』ではXボタンだったため、過去作の感覚で便利ボタンを使おうとしてXボタンを押してしまい特に意味のない会話を記憶してしまうということも頻発する。 今作をベースに作られたSFCリメイク版『III』では便利ボタンがXに戻り、会話記憶もYボタンに変更された(つまり本作とは配置が逆になった)。また、以降のシリーズはPS作品だとXボタンの場所にあたる△ボタンやDS以降の作品だとAボタンであったりするが、便利ボタンがYボタンに割り振られた作品は今作のみである。 なお、従来作と同じく便利ボタンはLボタンでも代用可能で、そちらはSFC作品通して共通となっているため、Lボタンを重点的に使う限りは操作の違和感は軽減される。ただし、『V』『I・II』で同様に便利ボタンとして使用できたRボタンは、今作と『III』ではワンタッチ地図に割り当てられている。 四魔王の最後の一人デュラン(前座も含む)に敗北すると、伝説の武具を全て奪われるという、ドラクエには珍しいとんでもないペナルティがある。再戦して勝てば戻っては来るのだが、すぐに再戦する場合、当然他の装備品は伝説の武具に劣るわけで((伝説の武具 より性能が高い「メタル装備」は、この段階では盾しか手に入らない。その盾の入手条件もこの段階では非常に厳しい。))、更なる苦戦は必至となる。 物議を醸したゲーム批評の堀井氏のコメント ゲーム批評にて、マスタードラゴン=バーバラを仄めかす等、賛否ある設定について言及、「バーバラがマスタードラゴン(笑)という話もあるんですよね。そこまでいっちゃうと逆にちんけになるような気がして、あえて言ってないんですよ。」…と答えている。 他にも、ミレーユが実体化していた件等も答えているが、ドラクエVIそのものが説明不足なのは意図的なものとしている。 当時の堀井雄二氏は割と物議を醸す事を言って面白がる所が多々あったので、これもその一つかと。